しつけ・ケア

ドッグウェアは犬の身体を護る道具

以前、服を着ている犬を見ると違和感を感じることがあった。
(超短毛種の寒さ対策の服を除いて)
ほぼ全身が毛で護られている犬にとって、ドッグウェアは必要なのだろうか?と。

その認識が変わったのは、もうすぐ13歳になる愛犬のおまめ(柴)に広範囲な湿疹が出た時のことでした。
痒くて後ろ脚で横腹を掻くため、治療で良くなってもまた症状が悪化することを続けていました。
そんな時「服を着せてみたらいいのでは?」と言われたのです。
「柴犬に服・・・」私には全く考えてなかったことでしたがおまめに服をきせてみると、掻いても服が身体を覆い保護していることで症状が改善に向かうことができたのです。
「犬の服=ファッション」という私の強い先入観が、間違いだと気付いた出来事でした。

 とてもたくさんあるドッグウェアの使用用途

*痒みなどからの搔き壊し軽減
*夏場のアスファルト反射熱からの保護
*熱中症対策(水で湿らせたドッグウェア装着)
*冬の防寒対策

その他にも

*手術後のエリザベスカラーの代替え
*高齢による尿漏れ対策のオムツ
*脚力が衰えた時の介護ハーネス

人とって補助用品であるカラーやオムツやハーネスも、犬にとっては服と同じ「異物」です。
だからこそ、服を着せるだけではなくカラーやオムツなども、若齢の頃から身に着ける練習しておくことをオススメします。
慣れないもの(カラーやオムツなど)を初めて身に着けられることは、犬にとって「不安」「緊張」「ストレス」となります。
カラーに限らず、異物を必死に取ろうとするでしょう。

 必要に迫られる前に服を着る練習をしておこう!

普段から色々なものを身につける練習をしている犬は「何かを身体に着けること」への許容が広く、高齢になってからのストレスが少ない。
これは、シニアドッグのQOL向上にも繋がります。
もちろん、何歳からもでトレーニングを始めることはできます。

服もカラーもオムツも、犬のために着慣れさせよう。
いつか必要になるかもしれない愛犬のために。

里見 潤

里見 潤

投稿者の記事一覧

(さとみ じゅん)

ドッグコーチ

1975年、横浜市生まれ。2004年、警察犬訓練校に入学、出張トレーニング会社を経て、保護活動団体「Dog shelter」の専属スタッフとして、保護犬のトレーニング、一時預かり家庭と里親家庭の間に入り、アフターフォローを担当する。
2012年7月より独立。出張、及び預託トレーニングを柱に活動する傍ら、保護犬の一時預かりを継続中。
 
日本警察犬協会公認訓練士
ジャパンケネルクラブ公認訓練士
東京都動物愛護推進員

 保護犬預かりを主に、トレーニングのことを書いている里見潤さんのブログ
 「イヌと歩けば。」http://setahachidog.blog.fc2.com

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