トラブル

「ウン(チ)を拾って、運を取る」活動!

犬と散歩をしていると、道端に落ちているウンチ。
1度や2度ではなく・・・何度も見かける。
このままにしておくのは嫌だが、知らない犬のウンチを拾おうとは、そうそう思わない。
犬を飼っていない人から見たら、どの飼い主がウンチを放置したかは関係なく、ただ不愉快なことだろう。
嫌なイメージを持たれるのは、「ウンチを拾わない飼い主」ではなく、「犬」になってしまう。
日本において、犬や猫の社会的許容度合いや立場が低いのは、動物ではなく、マナーを守らない飼い主ひとりひとりの行動が原因だと私は思う。

わかっていても、そのことについて考えず、行動に移すわけでもない。
実際、私もウンチを拾う袋を忘れてしまうことがある。
後で取りに戻ることもあるが、そのままにしてしまったこともあった。
自分もマナーを守らない飼い主のひとりなのだ。
だから、他の犬のウンチが落ちていても気にしない。
うちの犬じゃないし、、、

でも、ふとした時にある考えが浮かんだ。
『ウン(チ)を拾えば、運が良くなるんじゃないか?』

ウンを拾って、運を取る!

明らかにバカみたいな考えだが、たまたまその後に新規の仕事が入ると
「朝の行いが呼び寄せたか?」と思うようになってしまった。
ただのこじつけだが、逆に拾わないとしばらくの間、気になり続ける。

もちろん無理はしない。
自分の犬のウンチを拾うための袋がなくならない分だけ拾う。
続かないので無理はしない。

知らない犬のウンチでも、落ちているのを見かけたら拾う習慣が広まっていけば、犬の社会的許容が今よりもっと大きくなるのではないか?
と、本気で思ったりもする。

犬の飼い主ひとりひとりが、日々の暮らしのついでにできる
「ウン(チ)を拾って、運を取る」活動!
あなたもやってみませんか?

そもそも、飼い主が自分の犬のウンチを拾えばなんの問題もないのだけど・・・

里見 潤

里見 潤

投稿者の記事一覧

(さとみ じゅん)

ドッグコーチ

1975年、横浜市生まれ。2004年、警察犬訓練校に入学、出張トレーニング会社を経て、保護活動団体「Dog shelter」の専属スタッフとして、保護犬のトレーニング、一時預かり家庭と里親家庭の間に入り、アフターフォローを担当する。
2012年7月より独立。出張、及び預託トレーニングを柱に活動する傍ら、保護犬の一時預かりを継続中。
 
日本警察犬協会公認訓練士
ジャパンケネルクラブ公認訓練士
東京都動物愛護推進員

 保護犬預かりを主に、トレーニングのことを書いている里見潤さんのブログ
 「イヌと歩けば。」http://setahachidog.blog.fc2.com

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