足腰をマッサージでケア!
今回は「痛い時のツボマッサージケア」を腰、膝、肩周り、麻痺している場合をひとつづつご紹介します。
痛みを和らげると言われていますが、同時に過敏になる事もあります。
優しく触れて、嫌がるようでしたら無理しないでください。
【 ツボマッサージで気を付けること 】
・長時間マッサージする必要はありません。
数秒でも少し摩るだけでも充分な効果があります。
・犬に「痛気持ちいい」感覚はありません。あくまでも優しくマッサージしてあげてください。
・マッサージも体力を消耗しますので、疲れている時はゆっくり休む事を優先してあげてください。
・高齢のワンコや体力が心配なワンコは、数秒のマッサージを時間をおいてするだけでも効果があります。
腰が痛む時のマッサージ
《 居髎(きょりょう)と環跳(かんちょう)》
赤い星印が居髎、黄色い星印が環跳です。
腰のくぼみのところにあります。
背中の痛みや腰の痛み、関節炎、後ろ足の麻痺、坐骨神経痛を和らげてくれます。
ツボを優しく押すか、円を書く様にマッサージします。
膝や下肢の痛みを和らげるマッサージ
《 膝眼(しつがん)》
膝頭の両側にあるエクボの様なへこんだ場所にあります。
ツボを優しく掴むようにマッサージしてください。
肩、首周りのマッサージ
ツボをおすよりも、優しく皮膚を揺り動かす様にマッサージをした方が効果が高いです。
筋肉を頑張って解すのではなく、優しく揺り動かしてあげてください。
《 首回り 》
《 肩甲骨、肩周り 》
《 大杼(だいじょ) 》
背骨の両側で、肩甲骨の前の☆印の場所にあります。
ワンコ薬膳で何度か登場している「大椎(だいつい)」というツボの両側にあります。
肩や首を中心に、背骨の痛みを和らげてくれます。
四肢の麻痺にも効果が期待出来ます。小さく円を描く様にマッサージしてください。