今年は多い!飼い主さんもお疲れ気味
愛犬家の皆さんは、愛犬に関しては暑い夏はお散歩を早朝や夜にして暑さを避けたり、日によってはお散歩を中止したりと暑さ対策に余念がないと思います。
でも、自分にも言える事ですが、自分自身への意識が少ない方が大半だと思います。
酷暑の中、お仕事や家事などで移動したり、活動したりと頑張った方も多いのではないでしょうか?
体の中でも冷やしたり潤わせてくれる五臓の陰がフルパワーでフル回転。
使ったパワーは、しっかり補給してあげないとどんどん減ってしまいます。
これだけ暑いと補給はなかなか追いつかず、陰のパワー不足になったり、ひどい時は枯渇してしまいます。
「ちゃんと水分と塩分とってるのに…」
「熱中症対策してるのに」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
一時的に水分を摂取したり冷やしたりしても、水分を体に保持する「陰」のパワーが不足していると補給しても回復までにはなかなか届かない事が多いです。
「疲れて食事が適当になってるなあ」
「暑くてあまり眠れない」
という方は特に要注意です。
「パパやママが元気だから、僕たちも元気でいられるんだよ」
「ちゃんと自分のケアも忘れないで」
ケア方法
陰虚の場合は、お水や飲み物をガブガブ飲むのではなく、こまめな水分補給を心掛けてください。
※ワンコが自分から飲む分には大丈夫です。
自然な反応ですので飲みたいだけ飲ませてあげて下さい。
また、みずみずしい野菜や果物を食べて穏やかに水分補給してあげるのもとても大切です。
暑い時期の水分補給におススメの食材
《 ワンコの場合 》
梨 スイカ きゅうり ゴーヤ トマト ライチ
《 飼い主さんは上記に加えて》
ぶどう みかん レモン
これらの食材は、陰のパワー補給も出来るので意識して食べてみてくださいね。
※ぶどうはワンコにとっては非常に危険な食べ物です。摂取量に関わらず急性腎不全を発症させ、最悪の場合は命を落とす事もあります。絶対に食べさせないでください。
香辛料や油物は避けて
ワンコにはほぼ使いませんが、香辛料は体を火照らせ、潤いを奪ってしまいます。
油っこいものの食べ過ぎも発汗や火照りを悪化させますので陰パワーが足りない時は控えめにしてくださいね。
飼い主さんは要注意!
1. 汗をかきすぎない
適度な発汗は余分な古いお水を追い出してくれるのですが、炎天下での活動などで汗をかきすぎてしまうと陰のエネルギーを消耗します。
汗をかいたら先ずはしっかりと水分補給をして、先ほどお話しした食材で陰のエネルギーを補給してくださいませ。
夏バテや陰虚の症状が出ている時は、サウナは控えめにしましょう。
2. 夜更かしは禁物!!
陰のエネルギーは、深夜に養われます。
夜間にあまり活動的になってしまうと陰を消耗してしまいます。
夜はワンコはできるだけ興奮させる様な遊びは避け、ゆったりと過ごさせてあげましょう。
とはいえ、この暑さでは夜遅くお散歩に出る飼い主さんも多いと思います。
(我が家も夜21時過ぎにお散歩する事があります)
ワンコにとってお散歩は、重要な活動ですのでらどうしても交感神経が働き、活動的になります。
その場合はお散歩が終わったら少し暗めなお部屋で落ち着いて過ごせる環境を作ってあげると良いです。
飼い主さんの中には夜勤などで夜間にお仕事をされている方もいらっしゃると思います。
お心当たりのある方はより意識して養生してあげてくださいね。