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動物愛護法の他にも、動物を助けられるものがあります「ポジション・ステートメント(陳述、意見書)」「共同組合、自主規制グループ」

西山ゆう子さんの情報サイトより(2020年9月27日)
https://yukonishiyama.com/save-animals-without-law/

ポジション・ステートメント(陳述、意見書)」

これは、その分野にとても詳しい専門家の団体、グループあるいは、個人の「専門的な見地、意見、陳述」です。
ガイドランは、基本、多くの人がそれを取り入れ、従うことを前提に作られますが、ポジションステートメントは、あくまでも意見です。
よって、その意見に現場が従うことを想定されていません。
各専門家は、自分の経験や文献など、専門知識から総合的に意見を述べます。
一般にガイドラインは、複数の専門家のポジションステートメントも参考にしながら、作られます。
犬の帝王切開の生涯の回数など、獣医外科医、獣医ペインマネッジメントの専門家、繁殖専門家、など、幅広いプロから、正式にポジションステートメントとして、意見を聞くのはどうでしょうか。
例えば、「犬の帝王切開は、通常、3回くらいが限度で、それ以上繰り返すのは、私はリスクが大きいと思う」という専門家の意見が複数集まれば、それがガイドラインや今後の法改正につながっていきます。

「共同組合、自主規制グループ」

法で規制されていない事でも、あえてそれを実行する組織やグループを作って、それを推奨するという消費者運動があります。

「文部省推奨商品」「ローカル」「地球にやさしい」といったような表現のマークやステッカーを見たことがないでしょうか。(正確な表現は覚えていないので、多少異なる言葉かもしれません)
例えば、リサイクル商品を使用することは、法で強制されていない物でも、あえてそれを主張し、消費者に、エコ製品を選んでもらうよう働きかけることがあります。
地元の農家を応援するお店であるとアピールすることで、地元の産業を推進する方法もあります。
ここに法的な規制や強制力はありません。でもあえて、グループがそういう活動をしています。

例えば、環境省なり獣医師会なり、動物福祉団体が、独自に基準を作り(今回の数値基準よりもさらにきびしく、動物福祉に沿ったもの)、その基準を満たしたペットショップや、ブリーダーだけに、「優良ブリーダー」「愛護団体推奨ブリーダー」といったステッカーを発行するのです。

そうやって、消費者の関心を高め、悪徳ブリーダーや悪徳ペットショップが介入できない基準を、独自に作るという方法も、りっぱな動物愛護活動だと思います。

動物愛護法の他にも、動物を助けられるものがあります「ガイドライン」

動物愛護法の他にも、動物を助けられるものがあります「消費者啓蒙目的のラベル」

吉川 奈美紀

吉川 奈美紀

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(きっかわ なみき)

ヨガ・ピラティス・空中ヨガ インストラクター
メディカルアロマアドバイザー

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