飼い主の忍耐が試される!?ニャンコの東洋医学ケアの入門の入門
こんにちは、いつも「ワンコ薬膳」をご紹介させて頂いている境谷と申します。
いつもは我が家の代々のワンコ達や、ワンコ薬膳相談で得た経験を元に東洋医学を使ったワンコのケアをお話させて頂いているのですが「猫さん達のお話も聞いてみたい」というご意見と、私もかつては17年ほど猫さんと暮らした経験があるという事もあり、今回は「ニャンコの東洋医学ケア」のお話をさせて頂きます。

「我々は一筋縄ではいかぬぞ」
うちのニャンコにも手作りご飯あげたい!
薬膳ご飯にチャレンジしたい!でも……
ワンコの薬膳相談をお受けしている時に「同居の猫もお願いしたいんです。でも…」とお話される事があります。
そうなんです。「でも…」なのです。
ニャンコと暮らした事がある方はご存知だと思いますが、猫ちゃんは「新しいもの・変わったもの・知らないもの」に対しての警戒心がワンコよりかなり強いです。
美味しそうなフードや食材でも近寄りもしない…匂いだけかいで食べないという事もあります。
我が家のランプも手作りご飯を食べる様になったのは晩年になってからです。
それでも「このお店のササミは食べるけど他のお店のものは食べない」という様に、かなり選り好みが激しかったです。

「私は違いが分かる女なの!」
また、獣医さんでも「猫ちゃんは療法食を食べてくれる、お薬を飲んでくれたら治療は8割成功」と言われるくらい口にする物に関しては難しい事が多いです。
「そっかあ…無理させたくないし、じゃあ手作りは諦めようかな」
それももちろん英断です。
猫ちゃんは「食べない!」と決めたら本当に食べない事が多いです。
ただ、一度気に入ればしっかり食べてくれますので、時々「これなら食べそうかな?」と少しだけ与えてみて下さい。食べてくれたらそれをベースに少しずつ量や種類を増やしていけばOKです。
「うちの子はこれなら好きそう」なものを一口ずつから始めてみて下さい。

「無理せず、少しずつだよ!頑張らなくていいんだよ!」
「時々チャレンジくらいがちょうどいいよ。」
※手作りご飯だけでなく、療法食に関してですが、「お腹がすごくすけば食べるだろう」と、食べさせない事で療法食などを食べさせようとするのはおススメしません。
獣医さんによると、猫は飢餓を感じるとかなり早いスピードで脂肪肝などになるそうです。
お薬も飲まないニャンコは無理に飲ませると全力で履く事があります。
療法食やお薬を食べない、飲まない場合は必ず獣医さんにご相談してください。

「私は断固拒否派よ!」
我が家のランプはお薬を飲ませると全力で吐く子でした。
お薬が必要な時は獣医さんで注射して頂いてました。
次回は、猫の薬膳ごはんレシピのご紹介です。






























