今回ご紹介するニャンコ薬膳レシピは、寒くなる季節の冷え予防ご飯です。
＊＊ ニャンコ薬膳レシピ紹介 ＊＊
～だし汁とマグロのおやつスープ～
〈 材料 〉1食分
マグロ(今回はアラを使いました)…15g程度
出汁…昆布1g 鰹節ひとつまみ
※オヤツですので体重に関わらず15g程度としています。
実際に与える時は対象のニャンコの体重や体調で調整して下さい。
※生後半年から食べられますが、少しずつ与えるなどして様子を見てください。
※出汁は今回は2種類合わせましたが、ニャンコの好みでどちらかだけでもOKです。
※鰹節はペット用がベストですが、3倍くらい薄めれば人間用でもOKです。
※写真は具材がわかりやすい様に大きめに切ってあります。
実際に与える時はニャンコのお好みの大きさにして与えてください。
ハンドブレンダーなどでトロトロにしても良いのですが、嫌がる子も多い様です。
〈 下準備 〉
マグロは骨があれば取り除く。茹でるなどして加熱しておくと取り除きやすいです。
〈 手順 1 〉
お鍋に昆布とお水200ccを入れ、火にかけます。
〈 手順 2 〉
〈手順1〉が沸騰したら、鰹節を入れて一煮立ちさせます。一煮立ちしたら鰹節と昆布は取り除きます。
※お好みで鰹節は残してもOKです。
私は今回は出汁時を濾して使用しました。
(我が家のランプは綺麗な出汁がお好みだったので。魚の匂いが強い方が好きなニャンコは鰹節を残した方が良いかも？)
〈 手順 3 〉
マグロを入れ、更に加熱します。
〈 手順 4 〉
火を止め、冷まして盛り付けたら出来上がり。
写真5
薬膳豆知識 食材の効能をご紹介
「 マグロ 」
気と血を補い、虚弱の改善が期待出来ます。
慈養強壮に優れ、貧血や胃もたれ、立ちくらみを緩和してくれます。
動脈硬化や心疾患の予防も期待出来ます。アンチエイジングに良いとされています。
加熱したマグロは体を温めてくれますので、冷えやすい猫ちゃんのオヤツにおススメです。
「 鰹節 」
気と血を補い、消化吸収を助け、胃腸が弱っている時の栄養補給に優れていると言われています。
腎の働きを助けて精力をつけ、体力の回復や貧血、不眠、血行促進にも効果が期待出来ます。
「 昆布 」
熱を冷まし、余分な水分を出してくれる働きがあります。
便秘、むくみ、高血圧、動脈硬化の予防が期待できます。
『しこりを小さくする』とも言われ、がん予防も期待できます。
ただ、摂取しすぎの影響も報告されていますのでほどほどに。
次は、その他マッサージなど役立つケア方法の紹介です。
