今回は、暑さで消耗したエネルギーを補給し、まだまだ続きそうな残暑バテ対策ご飯です。
** ワンコ薬膳レシピ紹介 **
夏の疲れバイバイ!鶏肉と冬瓜とかぼちゃのシニア労りご飯
■ 材料(10kg成犬1食分)
鶏ササミ…75g
炊いたご飯(白米)…50g
かぼちゃ…10g
冬瓜…10g
トマト…10g
ニンジン…10g
キャベツ…10g
※分量は10kgの成犬を基準にしています。
※分量の目安は下記URLの「ワンコの手作りご飯の換算指数表」を目安に年齢、体重、その日の様子で調整してください。
https://goron.co/archives/16671
※写真は具材がわかりやすいように大きめに切ってあります。実際に与える時は細かく切るか、ハンドブレンダーなどでトロトロにすると消化にかかる体への負担を減らすことができます。
■ 下準備
︎・ささみは筋を取る。
︎・野菜は皮をむき、トマトは種と皮を取り除く。
・具材は全て「うちの子が食べやすいサイズ」に切り分けておく。
・茹でこぼし
〈茹でこぼし〉
材料の渋みやアクを抜くために材料を茹でて煮汁を捨てることです。ワンコの場合はシュウ酸やリンを減らし、ワンコの体への負担を減らすことができます。
今回のレシピの場合は、カボチャ、ニンジンを水から茹で、沸騰したらキャベツを入れて1分ほど茹でた後煮汁を捨てます。
冬瓜とトマトはシュウ酸が非常に少ないので茹でこぼす必要はありませんが、冬瓜の青臭さが気になる場合はキャベツと同じタイミングで茹でて下さい。
飼い主さん用に調理する場合は沸騰したお湯に4〜8分入れて下茹ですると青臭さが抜けます。
手順①
お鍋にかぼちゃ、ニンジンを入れ、具材がしっかり泳ぐくらいお水を入れ、火にかけます。
手順②
①に火が通ったら鶏ササミ、冬瓜、トマトを入れ、更に加熱します。
手順③
ササミに火が通ったらキャベツ、炊いたご飯を入れ、キャベツに火が通るまで加熱します。
手順④
火を止め、冷まして盛り付けたら出来上がり。
薬膳豆知識 食材の効能
・鶏ササミ…消化器系と胃の働きを助け、胃腸を温めることで、食欲不振や下痢の改善が期待できます。血と清補って、疲労回復や生殖機能を高める働きもあると言われています。消化吸収もしやすいので、産後や病後虚弱体質の改善も期待できます。今回は冬瓜やトマトが体を冷やす作用があるので、バランスを取るために体を温める鶏肉を使用しました。
・炊いたご飯(白米)…活動のエネルギー源となる炭水化物を豊富に含み、元気を補う食材です。消化吸収機能を回復させる働きが期待できるほか、イライラや不眠を和らげる作用もあると言われています。ワンコは玄米の消化は苦手ですので、白米を使用します。
・カボチャ…消化器系と胃の働きを助け、体を温めて疲労を回復してくれると言われています。抗酸化作用があり、βカロテンを始め、様々なビタミンを豊富に含んでいます。夏のかぼちゃはルテインが豊富で、紫外線だ疲れた目や、ドライアイなどにも良いとされています。
・冬瓜…冬の瓜と書きますが、夏が旬の食材です。利尿作用によって体の余分な熱を取り除き、浮腫改善、夏バテ解消に有効と言われています。サポニンと言う成分が脂質の代謝を良くするので、ダイエットにもお勧めです。※IBDのワンコは絶対NGです。
・トマト…猪の働きを正常にし、消化を助け、食欲を回復してくれると言われています。体を冷やし、潤わせるとも言われ、夏バテ解消にもお勧めです。
他にも肝の働きを高め、老化防止や美肌づくり解毒作用も期待できます。
・ニンジン…血を養い、肝の働きを正常にして貧血や夜盲症ドライアイ疲れ目の防止に効果が期待できます。また消化器の働きを高め、食欲不振、下痢、便秘の改善にも効果があると言われています。
・キャベツ…胃と腎の働きを良くする様々なビタミンが豊富で、胃粘膜の働きを整える作用があると言われています。体全体の気力を高める効果が期待出来ますので、シニアワンコにおススメの食材です。
まだまだ残暑が続きそうですね。
シニアだったり持病のあるワンコは病院でのお薬や治療だけでなく、お家でのケアがとても大切だと思います。ゆるゆると養生して、暑さを乗り切って下さい。
令和8年7月28日の熊本地震、8月13日の千葉の豪雨で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様、動物達が1日も早く穏やかな生活に戻れますよう願っております。

「皆んな元気になれますように」






























