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犬の躾について、私が思うこと。2/2

スクールで通っている間に習ったこと

こうしてスクールに通う始めた私たちがスクールに通い始めました。
犬の扱いが分からない私たちが習ったことは、

・犬を連れているときのマナー
・抱っこの仕方
・散歩の仕方
・犬へのコマンドの出し方
・犬の社会性 など

そうしているうちに、仔犬とも気持ちが通じ合えてきていることを感じられ、日に日に「うちの子」っぽくなっていることを感じていました。
そして1か月後、いよいろ私たち家族と仔犬との暮らしがスタートしました。

はじめての犬との暮らしをスタート!

家では、まずトイレの場所を覚えてもらうことからスタート!
そして、いつもの調子で散歩にでかけたものの、トレーナーさんがいないと上手くついて歩いてはくれない、、、
お手もお座りもスクールでしていた時のようにはなかなかできませんでした。
そして、できなくっても可愛いし、、、「ま、いいか」としている間に、散歩中、他の犬に吠えたり、引きが強くなったり問題行動も出てきました。
「スクールではできていたのに何で、、、?」と考え悩む日々、、、しかし、ある日気が付いたんです。

スクールで学ぶのは、ワンコだけではなく、私たち飼い主の方だったのだ!

「ドッグスクール」=「犬を躾てもらう」=「飼い主が犬の躾方法を学び習得する」ことだったんです。
オーナーがしっかりとした気持ちでいないと、犬もついてこないということに気が付きました。
トレーナーさんが躾てくれたから大丈夫と思っていたのは大きな間違い。
このことに気づいてから、私たちの取り組み方も変わりました。
それぞれの躾がなぜ必要なのか?家族で話し合い、心して取り組むことになりました。

《 家族の約束 4か条 》

「 つけて歩く 」 = 車や自転車、対向する犬から守る
「 マテ 」 = 玄関から飛び出さない、信号待ちで落ち着いて待たせることで犬の身を守る
「 ハウス・クレートトレーニング 」 = 落ち着いてお留守番ができる、安全に乗り物に乗せられる
「 ダメ 」 = 身を守るために禁止しなければいけない時

そして、できたときは100倍褒める!

ワンコも賢いので、家族で甘い人、厳しい人を感じ取り、その程度に合わせて言うことを聞いてくれるようになりました。
素直に実行する小学生の息子のコマンドが一番効くという結果になりましたが()
ワンコが立派な大人になる3~4歳くらいまで色々ありましたし、12歳の今でも克服できないこともあります。
今は、週末のドッグランと時々ホテルを利用しにスクールへ行っています。
ドッグランは、スクール卒業生のみ利用なので、安心して遊ばせられますが、どんどん、新しい子がやってきます。
パピーちゃんは、社会化のためにドッグランで先輩犬と遊ばせてもらえたりします。

ドッグランで会う犬たちに、1歳過ぎてから飼い主さんが困ってスクールに連れてこられるている犬も多いように感じています。
1歳過ぎに連れてこられる子たちは、無駄吠え・噛む・散歩で引っ張られて転んで大怪我をした・他のワンちゃんと遊ばせたいけど遊べない・落ち着きがない・旅行に行きたいけどクレートに入れたら鳴きっぱなしなど、社会性や信頼関係ができていない場合が多いようです。
今まで何も教えてもらっていなかったのに、そこから躾を開始する犬もストレスが大きいと思います。
でも、連れてきてもらえてよかったね!と思うのです。

多くの問題犬は、「うちの子はバカだから」「○○犬(犬種)だし仕方がない」「躾は人間のエゴでかわいそうだから」と、犬自身のせいにされているように感じます。
もちろん犬の個体差や犬種の特性もあるかと思います。
全然スクールなどに通わなくても穏やかにスムーズに暮らしている犬も沢山います。
犬とどんな暮らしをしたいか、オーナーさんの考えもあるでしょう。

我が家は、せっかく家族になったのだから、一緒に行けるところは行きたいし、ドッグランでリードを外して笑顔いっぱいで走り回る姿を見るのが幸せです。
名前を呼んだら全力で駆け寄ってくる姿が愛おしいです。 

スクールに入れることだけが躾ることとは思いません。
人間の子供もの場合も、他の子供と楽しく遊べたり、危険から守るために教育するのと同じように、人間社会で一緒に楽しく暮らしてもらうための教育は大切だという意識が広がって、ヨーロッパのように公共の場所やスーパーやデパートにも連れて入れる社会に近づいていけばいいのになと思います。

犬の躾について、私が思うこと。1/2

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(Pama)

ハワイとワンコをこよなく愛しています。
また羊毛フェルトで愛犬を作りたいという思いから、羊毛フェルトアートに没頭。
愛犬は、ツンデレのトイプードル(男の子)。
運命の出会いから早くも10年。

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