「壊死性髄膜脳炎(パグ脳炎)」と「てんかん」を患う犬の身体は、体内の熱が上昇して、頭に溜まることでてんかん発作がおこります。
てんかん発作を和らげたり身体を楽にするためにできる、東洋医学ケアの活用法をご紹介します。
《東洋医学の理論》
上に昇っていく「熱」を下ろして全身に巡らせてあげることができれば、発作の回数を減らしたり和らげることができます。
《東洋医学ケアの活用法》
◎ ワンコの頭・脇・肩甲骨周りを触り、熱くなっていないかをチェック!
けいれんの発作には、前触れがあります。
それが頭(てっぺん)・脇・肩甲骨周りの体温です。
発作の心配があるワンコは、1日1回以上、これらに触れて熱くなってないかチェックしてあげると良いです。
熱い時は、濡れタオルやクールタオルで冷やしてあげて下さい。
「ヒンヤリきもちいい~。」
◎ ドッグフードの見直し
いろいろな事情で、フードを変えることが難しい場合もあります。
可能であれば、ドライフードの主となる原材料やおやつの材料を選びましょう。
身体を温める力がとても強く、脳炎やてんかんなどのけいれん発作を起こすワンコは避けた方がいい食材があります。
*避けた方が良い食材:鶏肉 羊肉 鹿肉
台風や低気圧などが近づいて来ている時だけでも、これらの食材を避けるとワンコの身体の辛さを和らげることができます。
◎ 手作りごはんでケア
いろいろな食材の組み合わせで、ワンコの身体を楽にしてあげることができます。
ここでご紹介するレシピと食材はほんの一例ですが、材料からごはんとお肉を取り除けばフードにかけるトッピングスープにもなります。
全てを頑張ろうとせず、長く病気と付き合うために、ゆる~く取り入れてみてください。
では、次に手作り薬膳ごはんのレシピをご紹介しましょう。