連日きびしい暑さが続いていますね。
日中外にでることに危険を感じるような近年の夏、それに加え、この夏は新型コロナウィルス感染拡大防止のために、家で過ごす時間が多くなっているのではないでしょうか。
しかも、今年の残暑しばらく続き、秋の訪れは遠いようです。
おうち時間を読書で活用しよう!
以前、おうち時間の活用として、犬たちと室内で遊びながら行うトレーニングをご紹介しました。
おうち時間を犬と楽しもう!Play1:室内で犬と遊ぶ「トリックトレーニング」
今回は、読書!
犬や猫と暮らし犬と猫が大好きなGORONのライターたちがおすすめする本を紹介していきます。
まずは、私のおすすめ本はこちらの
「 いぬ馬鹿 」
著者:戸川幸夫さん
動物に関する正しい観察・知識を元にして動物文学を確立させた、日本の動物文学の草分け。
日本犬は、猪猟、熊猟などのために猟師が山での最良のパートナーとして作り上げた犬たちである。
各地に生まれた名犬たちも、現在では純粋に残っている種はごくわずか。実に60余年間彼らを追い続けた著者が、深い愛惜の想いで滅びゆく日本犬たちを綴った、5編の短編小説。
私が動物愛護団体のシェルターでお散歩ボランティアをしながら、日本にはなぜこんなに犬の放棄が多いのか理解できずにいた頃に出会った本。
犬と人とが暮らしてきた歴史を知ることで、自分なりに現状の理解できるのでは?と考え読み始めたことを覚えています。
物語に登場する猟犬と猟師との厳しくもやさしい、互いを思いあう関係に、心動かされました。
写真に本と一緒に写っているのは、おっとりほっこりメルヘンな愛してやまない先住犬のポーラです。
鳥猟犬であるイングリッシュセッターには、ショーにでるベンチと実猟で活躍するフィールドの2タイプがあります。
本に登場する猟犬たちは、
【 熊犬 】「高安犬」(こうやすいぬ)
熊などの獣猟のパートナーであった優秀なマタギ犬。
残念ながら昭和初期に絶滅してしまいました。
【 猪犬 】「鹿児島犬・天城犬・紀州犬・柴犬・四国犬」
地域により、猪猟をともにした様々な犬種がいました。
鹿児島犬・天城犬は、絶滅しています。
【 山犬 】「狼犬」
オオカミともいわれています。
【 秋田犬 】「秋田犬」
日本人と暮らしてきた日本犬を知ることができるとても貴重な本です。