しつけ・ケア

もっと楽しく犬と暮らすヒント!シリーズ1「犬の生活ニーズを満たす」1/2

犬と一緒に暮らす時、あなたなら、何ができていればお互い気持ちよく過ごせると思いますか?

例えば「オスワリができる」「マテができる」「リードを引っ張らずに歩ける」など、人の指示通りに犬が動けば、一緒に暮らしやすいですよね。
でも、犬が指示を聞くことができればそれで良いのでしょうか?
きっと、それだけでは足りないこともあります。
「しつけ」だけではない。
犬が犬らしさを発揮して生活することで、ストレスが溜まりにくくなり、互いにもっと楽しく暮らせることができる。

『犬の気持ちを知る』

犬が何を感じどう考えるのか?
犬が理解しやすい伝え方とは?

「犬と暮らすヒント」シリーズでは、犬も人もお互い楽しく暮らしていくために、飼い主である私たちができることをお伝えしていきます。

『本能=犬の生活ニーズ(やりたいこと)』

犬のトレーニングを考える飼い主さんの多くは、「吠えるのを止めさせたい」「引っ張るのを改善したい」「興奮するとジャレて噛んでくる」など、困っていることを改善のために依頼をしてきます。

トレーニング初日、自宅に訪問した私が最初にすることは「犬と家族の観察」です。
そして、ほとんどの場合、コマンドトレーニングや散歩訓練など、具体的に困っている行動改善に結びつかないと思われるワークからスタートします。

犬の基本的な行動は、「匂いを嗅ぐ」「走っているものを追いかける」「捕まえて噛む」です。
これらの行動は「狩猟本能」と呼ばれるもので、さまざまな姿形や性格の犬種に分かれた今でも、多かれ少なかれ残っている犬としての本能です。
飼い主が困ると感じる犬の行動には、彼らの本能や習性がきっかけになっていることが多いと感じます。
頭で考える前に、身体が反応し求めるのが本能。
それは、狩猟と無縁な現代人と暮らすようになった今も変わることなく、可愛らしい小型犬にも備わっています。

では、その本能=犬の生活ニーズを満たすために、どうしたらいいのでしょうか?
次は、具体的な方法のお話をしましょう。

もっと楽しく犬と暮らすヒント!シリーズ1「犬の生活ニーズを満たす」2/2

里見 潤

里見 潤

投稿者の記事一覧

(さとみ じゅん)

ドッグコーチ

1975年、横浜市生まれ。2004年、警察犬訓練校に入学、出張トレーニング会社を経て、保護活動団体「Dog shelter」の専属スタッフとして、保護犬のトレーニング、一時預かり家庭と里親家庭の間に入り、アフターフォローを担当する。
2012年7月より独立。出張、及び預託トレーニングを柱に活動する傍ら、保護犬の一時預かりを継続中。
 
日本警察犬協会公認訓練士
ジャパンケネルクラブ公認訓練士
東京都動物愛護推進員

 保護犬預かりを主に、トレーニングのことを書いている里見潤さんのブログ
 「イヌと歩けば。」http://setahachidog.blog.fc2.com

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