しつけ・ケア

ゆるっとワンコ薬膳のススメ 《体質診断をしてみよう!》「水」の話 ~その2~

「水滞」や「水虚(血虚)」の状態のとき、特に気をつけたいのが「夏」です。
犬も人も熱中症になりやすいといわれています。
お散歩の時のクールタイ、家の中でのクーラーやクールマットなどで、熱中症対策することが大切ですが、冷え過ぎも「水滞」の原因になります。


エアコンで部屋を適度に冷やしつつ、ワンコの身体が冷え過ぎない様に、毎日のごはんでしっかりと身体をつくって水出しすると、秋冬の不調を軽減することもできます。
暑い暑い夏は、しっかり食べて、溜まり過ぎた「水」を排出して乗り切りましょう!

◎血を補ってくれる=「水滞」や「水虚(血虚)」にいい食材
・青魚 ・鮪 ・牛肉 ・豚肉
・トマト ・人参 ・小豆 ・黒豆
・ほうれん草 ・小松菜 など
特に、青魚の鰯は、血をつくる上に浮腫みも改善し、胃腸も整えてくれる素晴らしい魚です。
これらの食材を2種類くらいまとめ煮にして、ドッグフードにかけてあげるだけでもOKです。
消化に不安のある犬は、煮たものをミキサーにかけ、ポタージュのようにすると摂取しやすくなります。

 

** ワンコ薬膳レシピ紹介 **
『夏の浮腫みを吹き飛ばせ!青魚と夏野菜のリゾット風』

〈  材料  〉
・キビナゴ(鰯もおススメ)…40g
・ハトムギ入りご飯…40g
・カボチャ…10g
・山芋…10g
・トマト…10g
・ピーマン…5g
・セロリ…5g
・バジルの葉…一枚
※グラム数は、我が家の愛犬小珠(体重4.4kg)を基準にしています。
(ワンコの手作りご飯1食の量は、そのワンコの頭の大きさ1つ分です。
それを目安に年齢や体調によって調整をしてください。)

〈 下準備 〉
*ハトムギと白米は混ぜて炊いておく。
*骨もまるごと食べられるキビナゴは、洗って水でよく煮る(10分程度)。
他の青魚の場合は、骨や内臓を取り除いて下さい。
*野菜は全て「うちの子の食べやすいサイズ」に切っておきます。

〈 手順 1 〉
お鍋に切っておいたカボチャを入れ、お水が具材にしっかりかぶるくらい入れます。
少し多めでもOKです。

〈 手順 2 〉
〈 手順 1 〉を火にかけ、カボチャに火が通ったらトマト、ピーマン、セロリ、山芋、ハトムギ入りご飯を入れます。お魚が生の場合はここで入れてください。

〈 手順 3 〉
〈 手順 2 〉に火が通ったらバジルの葉を切って散らし、少し加熱します。

〈 手順 4 〉
火を止めて冷まします。

〈 手順 5 〉
煮ておいたキビナゴと合わせて出来上がり。
お好みで、キビナゴを早めに入れて、更に加熱しても良いと思います。

 薬膳豆知識 食材の効能をご紹介

「ハトムギ」
水出し、デトックス効果がとても高いです。優秀な浮腫みバスターです。

「白米(ごはん)」
エネルギーをしっかり補給してくれます。消化器系統を補ってくれます。食べ過ぎると逆にお水を溜めてしまいます。

「カボチャ」
内臓の動きを良くして、弱っている胃腸の動きを正常にしてくれます。お腹の張りは下痢のケアにも。

「青魚」
血を作り、エネルギーを補給し、浮腫みをとってくれます。

「トマト」
体に害のある熱を取り除いてくれます。
低下した胃の調子を整えてくれます。
「心熱を取り除く」とも言われていますので、心臓に心配のある子におススメです。

「ピーマン」
血やエネルギーの流れを良くしてくれます。胃の調子を整えて、食欲増進させてくれます。

「山芋」
秋冬の野菜ですが、ワンコ薬膳ではお馴染みで、生命の貯蔵庫である「腎」にパワーを与えてくれるので是非夏も食べたい食材です。
ステロイドを常用している子は毎日食べさせてあげると副作用の軽減が期待出来ます。

「セロリ」
エネルギーと血を巡らせてくれます。
「肝」の熱を冷まし、下ろして巡らせて、停滞させないようにしてくれます。
脳の病気や癲癇の子におススメです。

「バジル」
今年は梅雨が長く、湿気と暑さで自律神経が乱れているワンコや飼い主さんも多いです。バジルは神経を強くしてくれて、鎮静効果があり、腹痛や吐き気、痙攣に効果があると言われています。
体を温める効果もあります。

 

『水虚』の体質『水帯』の体質とそのチェックの仕方

境谷真佐子

境谷真佐子

投稿者の記事一覧

(さかいだにまさこ)
タイ式ヨガインストラクター

「あるなら探せ。無ければ作れ」をモットーに、愛犬の快適な生活とお出かけを探求しています。 楽しいお出かけ情報や、グッズのリメイク術をご提案していきます。

愛犬小珠のブログ『小珠メモ』:https://ameblo.jp/umeran0412/
心臓病、パグ脳炎の小珠(こだま)との日々

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