東洋医学を取り入れた日常生活の過ごし方のご紹介です。
お散歩ってとても大切!
毎日ワンコとお散歩を楽しむみなさまへ!
お散歩は、ワンコにとってはもちろん、人にとってもとても大切な活動のひとつです。
「ゆったりと力を抜いて歩く」
「前を向いて、リラックスして歩く」
気(エネルギー)を巡らせるには「ゆったり」「リラックス」がとても大切です。
「巡りを良くする為には物事に集中し過ぎないこと」と言われています。
ワンコとお散歩しながら自然と触れ合ったり、光や風や匂いを一緒に感じることで、気の巡りが良くなります。
巡りが良くなった体は、またお仕事などへの集中を助けてくれます
是非、愛犬と一緒に「ゆったりリラックス」なお散歩をしてみて下さいね。
「落ち葉のカサカサ、一緒に楽しもう」
日向ぼっこでバリア機能をパワーアップ!
東洋医学では「太陽はあらゆる邪気から身を守る」と言われています。
邪気とは、「病気」や「もたらされる不調」のこと。
例えば、寒さや乾燥によってもたらされる風邪や気管支の不調などです。
太陽から「陽気」というパワーを取り入れる事で体を温め、防衛し、活動するエネルギーを作ります。
西洋医学でも、数分日光を浴びることで免疫力や骨、血が強くなると言われています。
是非、愛犬と日向ぼっこをして、元気をチャージしてください。
ただ、体には「冷やす・下げる」機能も備わっています。
あまり温めすぎてしまうと、頭痛などの不調の原因となります。
癲癇などの脳関係の疾患のある場合は、発作になることもありますので、温め過ぎには注意してください。
耳が温かくなれば充分です。
「ポカポカしすぎも良くないよー。」
☆先代ワンコ薬膳アシスタントの小珠です。
心臓と脳に疾患があり、冷えと熱が極端にある子でした。
癲癇の子のケアについては他の機会に書かせていただきたいと思います。
家族皆んなで使える「小豆温パック」を作ってみよう!
前回の記事で紹介させて頂いた「小豆温パック」は、体の深部に熱を届け、血流を良くしてくれます。
ワンコも人も使えますので、良かったら使ってみて下さい。
*小豆温パックの作り方
《 材料 》
・乾燥小豆250g
・綿100%の布 2枚 (今回は縦21cm横18cm、縫い代1cmの大きさです)
※カバーを付ける場合は、上記の布よりひとまわり大きな布も2枚用意します。
《 下準備 》
小豆を四等分(62gづつ)にわけておきます。
《 手順1 》
2枚の布を中表にして、図の様に縫います。
《 手順2 》
ひっくり返して布の表面を出し、写真の様に半分に分ける様に真ん中を縫います。
《 手順3 》
《手順2》に小豆を62gづつ入れます。(漏斗があると入れやすいです)
《 手順4 》
小豆を2ヶ所の袋の奥にしっかりと入れ、写真の様に縫います。
《 手順5 》
上の2ヶ所の袋にも小豆を入れ、袋の口を縫います。
↓の様になり、完成です。
カバーを付けたい場合は一回り大きな布を用意して、袋を作って下さい。
無くても大丈夫です。
↑このくらい余裕があるとカバーも使いやすいです。
↓縁を三つ折りにして縫い、その後両端を縫います。
↓ひっくり返して完成です。
【注意点】
温パックに使う布は必ず綿100%のものを使用して下さい。
電子レンジで加熱する為、化繊のものは溶けたり燃えたらする可能性があります。
カバーは加熱しませんので、お好みの生地で大丈夫です。
*小豆温パックの使い方
電子レンジで30秒~45秒ほど加熱し、温めたい箇所に当てます。
アツアツにする必要はありません。
小豆の遠赤外線効果で少し温かくするだけで充分な効果が得られます。
「背中がポカポカだよ。」
飼い主さんも肩や腰やお腹に当ててお楽しみ下さい。
次回は、お待ちかねのワンコ薬膳レシピ紹介です!
メニューは「ワンコと楽しむ鮭とかぼちゃの豆乳ご飯」です。