12月に入り、空気も冷たくなってきましたね。
雪が降っている地域もあり、いよいよ本格的な冬がやってきました。
2021年の締めくくり、今回はいつもとちょっと趣向を変えて「家族みんなで楽しむ東洋医学ケア」のお話をさせていただきます。
人間もワンコも一緒!
動物も人間も、生きていれば多かれ少なかれ体調に波があります。
体は、日々変化しますし、年齢を重ねて成長し、そして衰えていきます。
感情も動き、一見同じように見えても毎日違っているのが私たちの体です。
生活の中でバランスが崩れ体の力が弱っていると、自身の均衡を保つ力が上手く働かず「体調不良」となります。
その症状がもっと進めば「病気」となってしまいます。
東洋医学では、
鍼灸師や漢方医など専門的な資格を必要とするものと、「過ごし方」や「考え方」そして「薬膳」は一般的なご家庭でも気軽に取り入れる事ができます。
今回は、そんな誰でもできる東洋医学の活用法をご紹介いたします。
ちょっと気詰まり、気疲れな時は「ゆったりとした服を着る」
何かと忙しい年末、そして色々注意しながら過ごさなくてはならない今、
「なんか気詰まりだなぁ、、、」
「何となく気持ちが落ちてるように感じる、、、調子悪いな」
など、感じている方いらっしゃいませんか?
・胃の調子が悪い
・ガスが溜まってる
・皮膚や筋肉が固い
など、すでに体に不調の兆しを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
思い当たる方は、もしかしたら「気(エネルギー)の滞り」かもしれません。
マッサージをして流していくことも良いのですが、その前に先ずやって欲しいことがあります。
それは「ゆったりとした服を着る」ことです。
「え??嘘でしょ??」と思われるかもしれませんが、衣類による体への圧迫は侮れないのです。
それはワンコも同様です。
ピッタリした服ばかり着せていると常に皮膚を圧迫し、筋肉を緊張させてしまい、巡りを悪くさせてしまいます。
そして、ワンコの場合、さらに注意して服選びをしてほしい理由がもう一つあります。
肩周り・首周りがきついと関節の動きにも影響が出ることが多いそうです。
特にシニアになった時、こうしたことが脚や首の不調の原因となる事があります。
ワンコの洋服を選ぶ時は、首や肩周りがゆったりした物を選んであげて下さい。
《注意》例外もあります。
・人間の場合
「今日は気を引き締めていかねば!」という時は体にぴったりしたお洋服を選ぶと良いと言われています。
・ワンコの場合
リハビリの目的で、バンテージなどで体を締めることがあります。
ワンコにバンテージを使う場合は、必ず獣医師やドッグトレーナーなど専門家の指導を仰いでください。
次は、東洋医学を取り入れた日常生活の過ごし方のご紹介です。