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留守番のペットと繋がるペット用カメラ+アルファ機能家電のご紹介

留守中のペットはどうしているのか、留守番が長いほどその様子は心配なものです。
最近では、外出中に家にいるペットを見守るカメラ機能だけでなく、コミュニケーションが取れたり、様々な+アルファの機能が付いた商品が数多く販売されています。※1

今回は、留守中のペットの安心に役立ち、助けてくれるような商品をご紹介します。

※1
現在販売されているペット用カメラの多くは、本体を自宅に設置、外出先での操作や確認をスマートフォンで行います。自宅のネット環境にWi-Fiが必要な場合が多いので、選択される商品のオフィシャルサイトを確認し、ご検討ください。

 見守りカメラ+おやつをあげる
【Pet Cube Bites】


出典:www.amazon.co.jp

本体は、スリムでシンプルな一体型のデザイン。
壁に固定したり、家具に置いたりと、省スペースにインテリアの邪魔をせず設置できます。
マイク+スピーカー内蔵されており、スマホをつかって、ペットの鳴き声や音を聞いたり、話しかけたりしてペットとコミニケーションが取れます。

また、おやつを900グラムまで入れられる取り外し可能の保存コンテナが付いています。
タイマー設定でおやつを自動的にあげたり、コミニケーションをとりながらとばしたり(最長2m)楽しみながらあげることもできます。

カメラは、暗い中でも様子がわかる暗視機能付き。
ペットの動きを検知して自動で動画撮影してアプリに通知、4時間ごとにタイムライン履歴配信も可能、細やかな機能が付いており、常にペットの様子を見守ることができます。

 以下、オフィシャルサイト (petcube.com/ja-jp/)より
・Petcube Bitesの仕様:
 138°の広角ビュー
 1080p HDビデオ
 おやつ発射
 双方向オーディオ
 暗視機能と3倍デジタルズーム
 音と動きの検知

Petcube Bitesには次のものが必要です。
 Wi-Fi 802.11b/g/n, 2.4GHz
 Bluetooth Low Energy (BLE)
 iOS 8.4以降またはAndroid 4.0以降
 Wi-Fiインターネット接続
 最小1 Mbps Petcubeのアップロード速度(推奨2 Mbps)
 最小1 Mbpsモバイルデバイスのダウンロード速度(推奨2 Mbps)

 見守りカメラ+ごはんがあげられる
【カリカリマシーン™SP】


出典:petelect.jp

長時間の留守番のとき、ペットがお腹を空かせて待っていると思うと辛いものです。
毎日の食事が規則正しく与えることができれば、ペットの健康管理を考えながら、待たせてしまう罪悪感が軽減されますよね。

スマホのカメラやマイク、スピーカーと連動することで、ごはんを食べるペットの様子をみたり、ペットに呼び掛けてコミニケーションをとることもできます。

フードは、大容量タンクに入れ、分量を設定します。
設定で、タイマー(1日4回まで)とリモート(好きな時に与える)を選ぶことができます。
また、1台のマシーンのアカウントを共有できるので、家族がそれぞれのスマホから見守ることもできます。

食いしん坊で賢いペットがいたずらしにくいように、上蓋空け&転倒対策にロックボタンを搭載。
フード出口を狭小設計にし、出口から手をいれてフードを食べてしまうことを防ぎます。
センサー搭載によって、空給餌やオーバー給餌などのトラブルを回避できるようになっています。
マシーン本体の材質やフードトレイは、安全性に配慮した設計になっており、毎日安心して使うことができます。

以下、オフィシャルサイト(petelect.jp)より

タンク容量:4300cc (およそ約1,500~1,800gに相当)
電源:ACアダプタ(5V-1.0A)または、単一アルカリ乾電池3個 (別売り)
給餌量:10g~100g / 回(0g設定可)
最大給餌回数:0回~4回
録音時間:最大10秒
給餌設定:5分単位
時計表示:24時間表示

 見守りカメラ+お水とおやつがあげられる
【リモカスタンダード】

出典:remocashop.jp

「うちの仔は、新鮮なお水しか飲まない」
「夏の間飲み水が足りなくて脱水症状にならないか心配、、」
そんなとき、心強いのがこちらの【リモカスタンダード】
カメラと、500mlペットボトルが装着できる「自動給水水飲み器」、おやつが2回分あげられる「おやつポケット」が一体となっています。

スマホによる遠隔操作可能で、内臓マイク&スピーカーでペットに話しかけたり、水を飲んだりおやつを食べる姿を確認することができます。
ネットワークカメラ「リモカ」は、防犯カメラで使われる自動検知システム付きで近づいてきたペットを自動録画し、メールで通知してくれる機能もあります。

医療機器や公共向け産業用機器の開発を行う、通信・画像・映像分野を得意とする企業が確かな技術をベースに製品の製造をしています。
そんな高度な技術が搭載された商品のため、価格が少々高めです。

購入にあたって、ペットがうまく使えるか、自宅のネット環境で使用可能かわからない、など心配もありますよね。
「購入前に試しに使ってみたい」「短期の不在時に使いたい」という様々な要望に応えるべく
短期レンタルや長期月額レンタルも用意されています。

詳細の情報はオフィシャルサイト(remocashop.jp)に掲載されています。
ぜひ検討してみてください。
必ず最初はLANケーブルでルータとリモカを接続してください。
リモカをWiFiでご使用する場合でも必ず最初はLANケーブルで接続する必要があります。

以上、お留守番のペットに役立つ見守りカメラ+アルファ機能 の商品を紹介しました。
大切なペットと長く無理なく、安心して暮らしてけるように、手助けをしてくれるこのようなアイテムもうまく取り入れてみてはいかがでしょうか。

*―― ドッグコーチ里見潤さんからのわんポイントアドバイス ――*

給餌時間の設定ができ、餌をあげたいときにあげることもできる。
急な残業、災害時の役にも立ち、話す機能で留守番による罪悪感を軽減することもできる
ことは飼い主にとって大変便利な道具だと思います。
やり方によっては、留守番トレーニングにも使用可能でしょう。

一方で、犬は群れ(集団)で生きる社会性が高い動物であり、感情があります。
機械越しに声を掛けられる、食べ物が出てくる便利さ以上に、直接触れ撫でられる、
声を掛けられる、ご飯をもらえることが、彼らにはより大きな喜びでもあります。
これがあるから長時間留守番もいいだろうにはせず、サポート道具として使えれば
留守番中の愛犬の助けになるでしょう。

 

遠藤昌子

遠藤昌子

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(えんどうまさこ)

犬と猫を愛する一級建築士
愛玩動物飼養管理士2級

設計事務所、大学助手勤務を経て2017年アトリエエンドウ一級建築士事務所設立。
暮らしにまつわる小さなプロダクトからインテリア、建築まで住まいのトータルデザインを目指して活動している。

アトリエエンドウ一級建築士事務所ホームページ:http://at-endo.com

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