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ペットの医療・健康 第11回 尿路結石について知ろう

ペットの医療・健康
     

第11回 尿路結石について知ろう

    


尿路結石とは

犬にも猫にもおしっこに石ができることがあります。
おしっこは、肝臓で作られ、尿路を通って膀胱に一時的に溜められ尿路を通って身体の外に排出されます。これらの臓器にできる結石を尿路結石いいます。
人は、腎臓に結石ができることが多く、その結石が尿管に引っかかり腰や背中などに痛
みをおこすと言われています。
犬や猫の場合、腎臓や尿管に結石ができることはまれで、多くは膀胱で形成されます。
一般的な症状は、結石が膀胱の粘膜を傷つけることによって起こされる血尿や頻尿です。
結石が尿道に詰まってしまうと排尿が困難になり、食欲低下や嘔吐が起こります。放っておくと急性腎不全を発症し死に至る場合もあります。
雌より雄の方が、尿道が細くて長いので、詰まりやすい傾向があります。

尿路結石の原因について

結石ができてしまう原因は、体質や餌、飲水量、細菌感染、ストレスや遺伝性疾患など多くあります。
そして、結石成分であるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルを過剰に摂取すると、尿内のミネラル濃度が上昇して結石ができやすくなてしまいます。
また、水を飲む量が少ないと、尿が体内に溜められている時間が長くなり、そして高濃度になるので危険性が上がります。

尿路結石の治療

尿路結石の治療方法は、結石の種類や場所によって異なります。
まず、結石は成分によって数種類に分けられます。

○ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)

内科療法で溶かすことも可能です。
しかし、大きさや数によっては外科的な手術が必要なこともあります。

○ストルバイト以外の結石

溶解することができないため手術による摘出、あるいは結石によるQOL(クオリティ オブ ライフ=生活の質)の低下がなければ現状維持的な内科療法を検討します。
尿道に結石が詰まってしまい膀胱が尿でいっぱいになってしまったら、すぐに排尿させる必要があります。

尿路結石は、個体の体質や生活習慣に関係してできるので、再発が多い疾患です。
再発防ぐには、定期的な検査と長期的な内科療法や食事療法が必要です。
猫の場合、原因が特定できない特発性膀胱炎から結石が発症することがあるので、注意が必要です。
普段からおしっこの匂い•色•回数•量などを把握し、普段と違う場合は早めに病院へ相談にいきましょう。

 

2014年7月18日掲載

 

 

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 GORON 吉川奈美紀 

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