犬種によって、かかりやすい疾患があります。
日々の暮らしで少しでも予防ができるように予防対策もご紹介します。
ダックスフンド:椎間板ヘルニア
「足を擦って歩く」「ソファや階段を登らなくなった」などの変化に見かけたら椎間板ヘルニア発症の前兆かもしれません。
《予防対策をしていきましょう!》
*栄養管理と適度な運動で肥満防止
*関節に負担をかけないように、フローリングなど滑りやすい床にはカーペットやマットなどを敷いて滑り止めにするのもおすすめです。
《椎間板ヘルニアの症状》
足に麻痺が起こることで、歩行困難や排泄のコントロールができなくなるなど、さまざまな症状を引き起こします。
チワワ:気管虚脱
特に発作が起きやすいのは夏場です。
そして、慢性的に咳が多く出る場合は、気管虚脱の前兆の可能性があります。
呼吸音に雑音が混ざっているような時は要注意です!
気管虚脱を発症した場合、レントゲンで気管を診断します。
《予防対策をしていきましょう!》
*喉に刺激を与えすぎないように首輪を引っ張らないようにしましょう
*肥満になせない
ゴールデンレトリバー:アトピー性皮膚炎
生後6ヶ月から3才の間に多く発症することがあります。
「しきりに身体を掻く」「頻繁に皮膚を舐める」などしていたら要注意です!
全身様々な部位で発症しますが、特に外耳炎の症状が多く見られます。
《予防対策でできること》
完全な予防は難しいとされていますが、
*皮膚を保護するシャンプーを使ってスキンケアをする
*こまめに部屋を掃除する
などしていきましょう。
トイプードル:てんかん
《てんかんの症状》
全身が震える、足が引きつる、泡を吹くといった発作的症状が見られます。
初めて愛犬にてんかん発作が起きたら、とても驚くと思いますが、慌てず冷静に!
発作の特徴をメモしたり、動画をとっておくと獣医師に正しく状況を伝えることができ、診察や治療の役立ちます。
ポメラニアン:膝蓋骨脱臼
《膝蓋骨脱臼の症状》
急に後脚を上げたり、触ると痛がるといった症状が多いようです。
《予防対策をしていきましょう!》
ダックスフンドの椎間板ヘルニアの予防対策と同じです。
まずは、対策をして発症のリスクを低くしていきましょう!
*栄養管理と適度な運動で肥満防止
*関節に負担をかけないように、フローリングなど滑りやすい床にはカーペットやマットなどを敷いて滑り止めにするのもおすすめです。
症状が出た場合は動物病院で診察を受けましょう。
過度な運動を避けることで、悪化を防ぐことに有効だといわれています。
症状が重度になると手術をすることもあるので、獣医師と相談していきますよ。
ラブラドールレトリバー:リンパ腫
《リンパ腫の症状》
体内にリンパ腫ができた場合、食欲不振・嘔吐・下痢などの症状が出ることが多いです。
さらに進行してくると、食欲はあるのに体重が減っていくことも。
早期発見が重要ですが、リンパ腫の特徴として初期症状が出にくいことがあります。
体表にしこりができることで気づくこともあるので、普段からスキンシップをとって体調に変化がないか?しこりができていないか?みていくことが良いでしょう。