薬膳ってなに?
薬膳と聞くと、
生薬とか、漢方とか使うの?難しそう、、
高麗人参とか?高いんじゃない、、
身体には良いかもしれないけど、美味しくなさそう、、
など、イメージすることが多いですよね。
ところが、とってもシンプルで誰でもわかりやすい考え方で活用できるのが薬膳なんです。
薬膳 とは、
「食事で身体を整える」「全ての食材は薬になる」
スーパーやコンビニで手軽に手に入る食材で薬膳ができてしまうのです。
じゃあ、よさそうな物を何でも混ぜて食べれば良いのかという、それはすこし違います。
季節や体調、体質、目的に合わせて食材を組み合わせて毎日の食事に取り入れる事で体調を改善する。
『 考えて食べる 』ことが、薬膳なのです。
「ワンコ薬膳」では、この考え方を犬のオーダーメイドご飯に取り入れ体調管理に活用していきます。
「ウチの子に合ってるかな?」が基準
薬膳について、具体例をあげて、もう少し理解を深めていきましょう。
「えへ。小珠も食べてるの」
我が家の愛犬、小珠(こだま)
心臓と脳に大きな病気があり、そのためか消化吸収能力がとても低く、ドッグフードは消化出来ません。
その上、お薬をたくさん飲んでいます。
病院やお薬は切り離せないけど、頼るばかりではなく、少しでも自分に何か出来ないかと始めたのことで出会ったのが、薬膳でした。
消化吸収能力が低いためか、薬の効果が悪かったのですが、薬膳ご飯と腸活を始めてからは体質が改善され、今では「この子、ホントに病気なの?」と言われるくらいに強くなりました。
(腸活については、他の機会にお話します)
「○○は身体に良い」「これには健康効果がある」「必要な栄養素が詰まってる」という話を聞きますが、同じ食材でも体質によってはよくない結果を招くこともあります。
一概に「犬に馬肉はいい」「羊肉や鹿肉も犬にいい」と言われていますが、薬膳的に
*馬肉 → 身体を冷やす
*羊・鹿 → 身体を温める
と言われています。
*身体を冷やす必要がある犬・暑い季節に「馬肉」
*身体を温める必要がある犬・寒い季節に「羊肉・鹿肉」
というように、食べる食材を選んでいくことが大切なのです。
小珠のように、体内で熱がこもるタイプの犬には「馬肉」よいのですが、身体の冷えている犬や寒い時期には過剰に冷やしてしまい、体調を崩してしまう事があります。
「羊肉・鹿肉」は、身体を熱々に温めますので、熱がこもる犬、癲癇発作のある犬は避けた方がいい食材です。
*人への効用* 羊肉・鹿肉:冷え性・いろいろ溜め込む方にオススメです
「小珠は、鯖が好き」シブいですね
難しく考える必要はありません。
「ウチの子に合ってるかな?」が基準でいいのです。
続けられなければ意味が無いですから、肩肘張らず「今日は寒いなあ。じゃ、これ!」くらいの気持ちでスーパーへGO!
ご自身と家族と愛犬のご飯をつくる食材を選んであげて下さいね。
** ワンコ薬膳レシピ紹介 **
《 鶏肉とカボチャのお粥 》お助けレスキューメニュー!お腹を壊した時に
〈 材料 〉
・カボチャ40g
・鶏肉(胸肉かササミ)40g
・ご飯20g
・本葛粉 適量
※グラム数は、我が家の愛犬小珠(体重4.4kg)を基準にしています。
(ワンコの手作りご飯1食の量は、そのワンコの頭の大きさを目安に年齢や体調によって調整をしてください)
〈 手順 1 〉
本葛粉を少量の水で溶いておく。
カボチャは、皮を剥き一口大に切る。
鶏肉も一口大に切る。
〈 手順 2 〉
カボチャを鍋に入れ、具材がひたひたになるくらいの水を入れ火にかける。
〈 手順 3 〉
カボチャに火が通ったら、白米・鶏肉を入れて更に煮る。
〈 手順 4 〉
鶏肉にしっかり火が通ったら火を止め、水で溶いた本葛粉を回し入れ、よく混ぜる。
再び鍋に火をかけ、3〜4分ほどかけて混ぜながら本葛粉に火を通す。
〈 手順 5 〉
冷めたら出来上がり。
ワンコの体調によってはミキサーにかけてあげるとより食べやすくなります。
薬膳豆知識
鶏肉は…
お腹を温め弱っている消化器系統の動きを正常にしてくれます。
お腹の疲れにもとても良いです。
葛粉は…
お腹を守り、こもった熱を発散してくれます。
脱水気味な身体を潤す手助けをしてくれます。
秋は、朝晩の冷え込みと乾燥で体調を崩しやすい季節です。
夏の暑さで疲れたお腹を労わってあげて下さい。