トラブル

ペットの身近な事故ナンバーワンの『異物誤飲』

ペットの身近な事故で最も多いのが『異物誤飲』のお話です。

『異物誤飲』とは

その文字の通り、異物を誤って飲み込んで(拾い食い)してしまうことです。
少しぐらい大丈夫かな?と思ってしまいがちですが、拾い食いはとても危険です。

異物を誤飲した場合、モノが詰まる部位は、「食道」「胃」「腸」の3ヶ所。
それぞれの部位に詰まった時、どんな症状が出るか知っておきましょう。

【食道に詰まった場合】

《症状》
・吐きたそうにする
・咳き込む

治療方法》
吐かせる、もしくは消化できるものならば胃に押し込む

【胃に詰まった場合】

《症状》
・嘔吐、元気がない。
・食欲不振

《治療法》
・内視鏡で異物を取り除く。
 取れない場合は、胃を切開する。

【腸に詰まった場合】

《症状》
・嘔吐、元気がない、食欲不振

《治療法》
腸を切開する。
(内視鏡は使用できません)

※腸に異物が詰まった場合、そのまま放置すると「腸閉塞」を起こし、最悪の場合、死にいたる場合があります。

運よく内視鏡で取り出すことができれば当日に退院できますが、胃や腸を切開すると、2~3日は断食で点滴を流すため約5日前後の入院が必要です。
断食後も流動食から始め、だんだん固形のものを食べるようになります。

こんなことにならないためにも普段から犬や猫の口の届く場所に「飲み込めそうなもの」「興味を示しそうなもの」を置かないようにしましょう。
特に、子犬や子猫は遊んでいるうちに飲み込んでしまうことがあるので注意が必要です。
拾い食いをしないようにしつけることも大切です。
私たち飼い主が注意をすれば、防げる事故なので、気をつけていきましょう。

吉川 奈美紀

吉川 奈美紀

投稿者の記事一覧

(きっかわ なみき)

ヨガ・ピラティス・空中ヨガ インストラクター
メディカルアロマアドバイザー

関連記事

  1. 動物たちの長生きと悪性腫瘍(がん)の関係 〜腫瘍(がん)とは〜
  2. 日本犬が辿った系譜は日本人の歴史
  3. 犬のリハビリテーション 第1回 保護犬「ひなた」とのリハビリ
  4. 犬の涙やけとケア方法 ~予防・ケア方法~
  5. 子供と犬を守るために 乳児とゴールデンレトリバーの事故を考える …
  6. 子供と犬を守るために 乳児とゴールデンレトリバーの事故を考える
  7. 子供と犬を守るために 乳児とゴールデンレトリバーの事故を考え C…
  8. ペットのトラブル対処法 第4回 アウトドア編 〈 雪遊び 〉予防…

今月の人気ランキング

PAGE TOP