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イヌに教え、教えられ 第6回 身近な人こそ褒めてみよう

イヌに教え、教えられ

第6回 身近な人こそ褒めてみよう

    


 

犬にやってほしくないことをやめさせ、私たちが望む行動を教えるとき、
「やってほしくないことをしたその時に叱り、うまくできたその時に、その場で褒める」
ことが大切です。

それは人も同じ、特に身近にいる人(家族)こそ褒めることが大事なのではないかと考える出来事がありました。

一緒に住む女性から
     「夜はカーテンを閉めて」
     「犬の洗濯物と人の洗濯物は別々にして」
     「食器は洗った後棚に綺麗に並べて」
     「(引き出しは)開けたら閉めて」と注意を受ける。
 
生活してきた習慣が違う者同士が一緒に住めば、お互いの些細なことが気になる。私にとっては当たり前で気にならないことでも、相手にとっては気になることがある。
相手の言っていることが正しいんだろうなと頭では分かっているのだけれども長い習慣は2、3回注意されたぐらいでは変わらず、そのうち僕も段々イライラするように…
そして、注意されたことを忘れカーテンを開けっ放しにしてすることが続いていたある日、ベランダから室内に入った時、忘れずにカーテンを閉めると、
「えらい!ありがとう」と褒められた。
これが妙に嬉しいかった。やっぱり注意されるだけではなく、褒めてもらいたい!
自分自身の気持ちを感じると同時に、犬もこんな気持ちになるのではないか?考えさせられた体験でした。
そして彼女にすかさず「犬の訓練と同じだよ!できた時は忘れずに褒めて褒めて」と催促しました。

犬には当たり前にやっている「その時その場で褒める」ことこそ、親しい関係や友人、夫婦、親子、家族にも必要な円満の秘訣の一つじゃないかと感じます。親しき仲だからこそ忘れたり、照れ、甘えで言わないのかもしれないけど、本当は必要。
飼い主の皆さん、犬だけでなく家族も褒めていますか?
そう言う自分もイヌは褒めるけれど、身近な人にはなかなかできてない。これを機に少し変えてみようかな。

2014年1月3日掲載

 

イヌに教え、教えられ
第5回 イヌは人と人をくっつける

イヌに教え、教えられ
第7回 喜怒哀楽は全力で

里見 潤

里見 潤

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(さとみ じゅん)

ドッグコーチ

1975年、横浜市生まれ。2004年、警察犬訓練校に入学、出張トレーニング会社を経て、保護活動団体「Dog shelter」の専属スタッフとして、保護犬のトレーニング、一時預かり家庭と里親家庭の間に入り、アフターフォローを担当する。
2012年7月より独立。出張、及び預託トレーニングを柱に活動する傍ら、保護犬の一時預かりを継続中。
 
日本警察犬協会公認訓練士
ジャパンケネルクラブ公認訓練士
東京都動物愛護推進員

 保護犬預かりを主に、トレーニングのことを書いている里見潤さんのブログ
 「イヌと歩けば。」http://setahachidog.blog.fc2.com

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