乗馬インストラクターがお伝えする馬のお話。
クリスマスの飾りには馬のモチーフも結構あって、馬好きさんには嬉しいですよね。
クリスマスは、イエス・キリストのお誕生日として祝われている日。
そして、イエス・キリストが生まれた場所が馬小屋でした。
イエスは馬小屋で生まれたことで、貧しい人々に神の愛を伝えることができたというメッセージが込められていると言われています。
クリスマスとも縁が深い馬。
それだけ長い間、馬は人と共に生きてきたと言うことでもありますよね。
今回は、そんな馬が出てくるクリスマスの絵本をご紹介します♪
『馬小屋のクリスマス』
アスリッド・リンドグレーン作
ラーシュ・クリンティング絵
女の子が「クリスマスのことおしえて」とお母さんに尋ねてきました。
お母さんは、ずーっと昔の遠い国で起こった「馬小屋のクリスマス」の話をしました。
雪がしーんと降り積もる中での、静かなキリスト生誕のお話。
絵も素晴らしく、誕生を見守る馬や動物たちの温かさや、誰もが祝福されて生まれてきたと感じる優しさの伝わる絵本です。
『まほうのよるに』
マット・タバレス著
毎年サンタのそりをひくトナカイたち。
そんなトナカイの中の一頭“ダッシャー”が主人公。
いつかここを出て、ママとパパの生まれた北極に行けますように、と北極星に願いをかけた夜、白い馬のひく大きなそりとサンタがあらわれて…
自分の気持ちに正直に生きる勇気が、きらりと輝く物語です。
『くろうまブランキー』
伊藤三郎再話
堀内誠一画
黒馬のブランキーは主人の家を作るために一生懸命働いても、小屋も作ってもらえません。
意地悪な主人に飼われてかわいそうなブランキーですが、クリスマスの晩倒れたブランキーをサンタクロースが助けてくれます。
最後はサンタに大切にされて幸せになると言うストーリー。
フランスのフレネ学校の共同創作が原作です。
どれも子供だけでなく大人も温かな気持ちになれる素敵な絵本です。
図書館や本屋さんでぜひ手にとってみてくださいね。