進由紀

馬が出てくる映画紹介 〜 キッズ編 〜

乗馬インストラクターがお伝えする馬のお話。
馬が出てくる映画紹介第3弾は、キッズ向け馬映画!

1 . レーシングストライプス(2005年アメリカ)

こちらの映画の主人公は馬ではなく、なんとシマウマのストライプス。
嵐の夜にサーカス団に置き去りにされてしまったしまうまの赤ちゃんが、農場主に拾われて馬や山羊などと一緒に暮らすことになり
ストライプスと名付けられた赤ちゃんしまうまは、愉快な仲間たちに囲まれ、「競馬のレースで優勝することを夢みて、レースに挑戦することを決意するのでした。
果たしてストライプスはレースに出られるのでしょうか!?

ストライプスはもちろん、出てくる動物たちは喋ります。
大ヒット映画となった子豚のお話のベイブのスタッフによる作品らしく、出てくる動物たちがみんな愛らしいキャラクターで、ストーリーも王道!笑いあり涙ありで、素直に楽しめる良作です。

この映画を初めて見た時は普通に大人でしたが、それから何度も見返した大好きな作品です。

2 . ウィンキーの白い馬(2005年オランダ)

オランダアカデミー賞最優秀脚本賞、最優秀子供映画賞など数々の賞を受賞した作品。
オランダで中国料理店を営む父と暮らすため、母親と中国から引っ越してきた6歳の少女ウィンキー。
言葉もわからず、学校に馴染めなかったウィンキーはある日年老いたポニーに出会い、それから毎日ポニーに会いに牧場へ通うようになります。徐々に学校にもなじみ、元気を取り戻していくウィンキーですが、ある日ポニーが亡くなってしまう

ウィンキーがとにかく可愛いです。オランダの風習の「セントニコラスの日」に、馬が欲しいとお願いして、馬をプレゼントしてもらえるようにとにかく健気に頑張ります。
所々にコミカルな場面もあって大きな悲壮感もなく、温かい作品で、ラストはとっても清々しい!
何かを真っ直ぐ疑いなく信じる、その信じるという気持ちの強さや清らかさを思い出させてくれます。
セントニコラスは、サンタクロースのモデルになった実在の人物で、オランダでは126日の前夜に白馬に乗ってプレゼントを届けてくれるそう。子供たちは暖炉の前に靴と人参を用意して寝ます。この映画で初めて知ったオランダの風習。素敵ですよね。

3 . はじめて馬に乗った日(2007年オランダ)

ウィンキーの白い馬の続編。
こちらもオランダアカデミー賞観客賞など受賞作品です。

ウィンキーの楽しみは牧場で馬のアメリゴのお世話をする事。ある日禁止されていた乗馬をしてアメリゴを逃してしまうが、ウィンキーは嘘をついて責任逃れをしてしまう。
泣きながら毎日馬を探すウィンキーは、妹の誕生でふと一人ぼっちなことに気づいてしまう。

ウィンキーの白い馬もそうなのですが、子供向けストーリーではあるものの、世の中の切なさや矛盾やそういうものが何気なく繊細に描かれていて、大人にだけわかるような伏線があり、それが見事に回収されていて見応えがあります。
少女がひとまわり大きくなる成長記としても、アメリゴを救出する冒険劇としても楽しめるこちらも温かな映画です。

お休みの日に、家族みんなで観てみてください!

進 由紀

進 由紀

投稿者の記事一覧

(すすむ ゆき)
乗馬インストラクター
全国乗馬倶楽部振興協会認定指導者

2002年より乗馬クラブでインストラクターとして働く

「馬は自分を映す鏡」の様な存在です。
自分の行動に対しての答えを、いつも分かりやすく返してくれます。
だからこそ、いつでも正直に、真剣に、謙虚に、馬と向き合う事が出来ます。
それは時に苦しいけれど、そんな時にもポッと何か閃きをくれたりする。
馬はとても賢くて、優しくて、そしてどんな馬もみな、真面目で頑張り屋です。

出会った馬には、幸せを感じながら人間と仕事をしてもらえるように。
また馬の素晴らしさを一人でも多くの方に知って頂けるように。

馬と共に成長し、人々に貢献する事を目標に、日々奮闘しています。

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