ツボ押しでケア!
この時期、特に疲れやすい肝臓と胆嚢のツボをご紹介します。
気の巡りを良くしてイライラや興奮にも有効です。
ツボを押すときは「大体この辺りかなー?」で大丈夫です。
是非!やってみてくださいね。
【ツボを刺激するときのポイントと注意点】
・今回ご紹介するツボの押し方は3つとも30秒ゆっくり指圧します。
・ワンコに「痛気持ちいい」感覚はありません。あくまでも優しくマッサージしてあげて下さい。
肝兪(かんゆ)のツボ
ツボの場所:「肩甲骨の下辺り」のくぼみ
(胸椎9番目と10番目の肋骨の間、その背骨の両側にあるくぼみ)
ツボの効果:肝臓のバランスをとり、肝機能障害の改善が期待できます。
← 赤丸が肝兪のツボです
行間(こうかん)のツボ
写真の①の場所です。
後ろ足の内側、指の骨と足の骨が繋がる場所にあります。
一番内側の足の指の上辺りです。
イライラしたり、そのせいでゲフゲフとしたり吐いたりしてしまう時に使えます。
肝兪→行間の順に指圧をするとより効果的です。
太衝(たいしょう)のツボ
写真の②の場所にあります。
ワンコの爪先と踵の間です。
肝臓の経絡の源になるツボで、血と気を強化してくれます。
肝機能が気になる子は是非。
こちらのツボは、指圧も良いのですが、優しく擦るのも効果的です。
三陰交(さんいんこう)のツボ
後ろ足の内側、人間で言う足首の所にあります。
ここは肝臓、脾臓、腎臓の経絡が出会う場所でもあります。
血と体液を増やし、肝機能の改善にも効果的です。
冒頭にお話しましたが、今年は少し季節の変化が早いかもしれません。
年齢や「今まで」に惑わされず「今のうちの子」をよく観察したり、匂いや触り心地などの五感で感じてケアしてあげて下さいね。
飼い主さんもワンコ達も、この春を乗り切れます様に。