ワンコと赤ちゃんのいる暮らし
第1回 妊娠・出産 ワンコとの暮らしを考えて
~キャバリアりんちゃんのお家では~
~キャバリアりんちゃんのお家では~
我が家には5歳になる息子がいます。
愛犬(キャバリア・りんちゃん・7歳)を先に迎えているので、姉と弟といったところでしょうか。
毎日りんちゃん相手に遊んだり、お世話のお手伝いをしたりしています。
りんちゃん、走るよ-
今でこそ見ていて微笑ましいですが、これまで決して平坦な道のりではありませんでした。
とくに、妊娠・出産時は試行錯誤の連続。
初めての妊娠の上に、ワンコ(室内飼い)と赤ちゃんのいる生活なんて、どんな育児書にも載ってなかったから……。
というわけで、今回は「我が家流・ワンコと赤ちゃんのいる生活」をご紹介します。
これからご出産予定の方の参考になれば幸いです。
まず妊娠中に一番困ったのは、お散歩でした。
個人差もありますが、妊娠初期はつわりや体調不良になることも多く、うちのワンコも最初は「いったい、どーしちゃったワン?」ってカンジで
寝込んでる私の顔をのぞきこんできて、切なくなってしまいました。
他にも、産婦人科の先生から「妊娠すると免疫力が落ちる」と言われたため、ベッドで一緒に寝ない、口を舐めさせな
い、こまめに掃除するなど自分なりに注意しました。
空気清浄機を買ったのもこのころです。
なんとか家族の協力を得て、短いながらお散歩時間も確保しながら安静生活を送りました。
りんはきれいだワンよ・・・
でも、つらいことばかりではなかったです。面白い発見もありました。
それまで共働きだったので、愛犬が日中どう過ごしているのかわからなかったのですが、なんとまぁ、お散歩とゴハンタイム以外は、ほとんど寝て過ごして
いることが発覚!
ちょっと気が楽になったかな~(笑)
そして安定期に入ってからは、「たくさん歩いて下さい」と言われたため、毎日が1~2時間超のロング散歩になりました。もちろん、ワンコは大喜び!
こうして十月十日、多少の我慢はあったものの平穏で楽しいニンプ生活を送りました。
「室内でワンコを飼っているんだけれど、赤ちゃんは大丈夫?」
「抜け毛の心配は?」
今でも時々ニンプさんから質問を受けます。
今なら「なんとかなるよー」と答えるけれど、当時は我が家もすごく悩みました。
(実際に赤ちゃんが犬アレルギーで、愛犬と一緒に住めなくなってしまったお友達もいました)
そして最終的に出した結論は--
「なるべく、これまでのワンコの生活を変えないこと」
たとえば、ワンコを隔離するのではなく、リビングにベビーベッドを置いて赤ちゃんとの距離を保つ、夜はママと赤ちゃんは別の部屋に寝る、こまめに掃除
機をかける、手を洗う、などなど。
唯一「NO」にしたのは、赤ちゃんの口と手を舐めることくらいだったかな?
アレルギーなどの心配もありましたが、最後は腹をくくりました。
こればっかりはいくら心配しても、やってみなければわかりません。
こうしていろんな不安を抱えながらも、退院後、愛犬の待つ我が家へと赤ちゃんを連れて帰りました。
次回は、
りんちゃんと共に成長し、楽しく暮らす様子をほっこりする写真と一緒にご紹介します。
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