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ブリーダー崩壊・多頭飼育崩壊現場ボランティア 第1回 準備する「持ち物」と「身支度」

日本全国で起こっているブリーダー崩壊や多頭飼育崩壊。
残念なことですが、SNSやニュースでこれらの情報を見ることが多くあります。

その現場は、想像をはるかに絶するものとなっており、犬や猫を保護する傍らで、清掃も同時進行せざる負えないところもあります。
保護した動物の預かりボランティアや里親希望者はもちろん、清掃ボランティアを募集すると事態になっている現場も多くあります。

「清掃ボランティアに参加したいけれど、何を準備すればいばいいかわからないし不安・・・」

迷ってらっしゃる方のために、準備品と作業の流れをまとめています。
どうぞ参考にしてください。

この記事を作成するにあたり、多くのブリーダー崩壊・多頭飼育崩壊現場に入り活動をしている千葉県市川市の動物愛度団体『Gundog Rescue CACI』のブログ「センターのガンドッグ」http://gundogtiba.blog21.fc2.com/blog-entry-3952.htmlを参考とさせて頂きました。
第1回目は、現場に行く際の身支度と用意するものです。
ホームセンターの作業用コーナーにいくと、揃えやすいです。

①レインコート上下薄手

袖口部分はゴムが入っているもの・使い捨てできるもの

100均にて売っているものでOK

替えも持参するとよい
〈注意する点〉

・ポンチョタイプは、動きづらいためNG
・裏地があるものは、汗が蒸発しないため脱水になりやすい
(熱が逃げず疲れやすくなる)

なければ、ウィンドブレーカー上下(袖口等はゴム入り)
※使用後はハイター液をいれて洗濯
防護服もあれば助かりますが、水仕事には向きません。

 

②長靴
長さ:ひざ下まで
靴裏:滑り止めの凸凹があるものは、フンを踏み底に付く為、あまり凹凸がないもの

〈注意する点〉
長靴の口が広い場合は、ガムテでズボンとの隙間を埋めるように止めておく

③靴カバー
不織布製の靴カバーは、フンがつき現場外に汚物を運んでしまうため、ビニール製がよい。

③ゴム手袋
長さ:ひじ下まで(水や汚物が入りにくいため)
替えも持参するとよい

作業用ゴーグル(なくてもよい)
アンモニアの目への刺激を防ぐため

⑤不織布キャップシャワーキャップ
使い捨てできるもの
(汗をかくため不織布キャップが使いやすい)

⑥マスク
 隙間なく口、鼻を覆うものがよい
キャップの上から装着する


作業終了し帰宅する際には、
・着替える
・長靴はハイターで水洗いしビニールに入れて持ち帰る。
(現場で洗えない場合は、ビニールに入れて持ち帰りハイタ―で消毒し乾かす)

〈注意する点〉
室内外を消毒する際は衣料用ブリーチを使用する
但し、感染症(パルボ)などが発生している現場では、現場を出る際、消毒薬を持参し噴霧して持ち帰ります。

【参考】消毒薬

下記の商品は、人体にも噴霧できると書いてあります。動物にも直接噴霧可能。
肌がかぶれる方は、注意してください。
*バイオウィル

*パルエックス

清掃ボランティアに参加して
「飼い犬(猫)に病気を持ち帰りませんか?」
と問われることがあります。

感染させないために、十分な準備をする必要があります。
*飼い犬(猫)へのワクチン接種が済んでいるか。
*子犬を飼育している方は、ブリーダー崩壊・多頭飼育崩壊現場にはなるべく行かない。
*持ち物は、できるだけ使い捨てのものを使用し、荷物は最小限度にしましょう。
*現場の物(ほしいものがあっても)は、持ち帰らない。
*使ったものは、現場にてハイター希釈水で洗い流し、最後に消毒薬をまんべんなく噴霧する。
*車に乗る前に着替える・靴を履き替える。
*使用した車にも消毒薬を噴霧する。
*自分の体にも洋服の上から消毒薬を噴霧し、帰宅後すぐに洗濯をし、お風呂に入る。

これらの方法で感染を防ぐことができます。
これまでの活動で上記の方法でおこない、飼い犬が感染したこともありません。

次回は、準備する「道具」についてです。

吉川 奈美紀

吉川 奈美紀

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(きっかわ なみき)

ヨガ・ピラティス・空中ヨガ インストラクター
メディカルアロマアドバイザー

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