前回は、ドッグシェルターの主な活動と、里見潤さんの担当する業務についてお伝えしてきました。動物愛護センターから犬を引き取り、預かりさん宅で保護してもらい、里親を見つけたら犬をお渡しするという一連の活動や、グッズ販売についてのお話がありました。
今回は、ドッグシェルターの行っているイベントやその他の活動について、お伝えいたします。
その他のイベント
里親会というのは、まだ引取先の決まっていない犬を、ペットショップをはじめ犬関連のお店に連れて行って実際に見てもらう場です。店舗のかわりに里親会を行っています。月2回ほどですね。
最初は、パラパラとしか来客がなかったのですが、いまはけっこう来てくださいます。里親さんや支援者さんもよく来てくださいます。
各地の犬関係のイベントにも呼んでいただいています。とくに営業をかけているわけではないんです。東京ビッグサイトで行われた「癒しフェア」でも犬のブースを設けました。分譲住宅のフェアでも、犬と一緒に暮らすイベントを行ったんですよ。(※ 今年の「癒しフェア」(2010年8月7日)にも参加することが決定しました。みなさま、ぜひ、ご参加ください。)
明治公園で行われるフリーマーケットに、春・秋の年2回出店し、資金集めも行っています。1ヶ月前からHP上で献品を募っています。タオルや食器など、引き出物や頂き物が多いですね。
啓蒙活動としては、一頭ずつ里親をさがす活動を通して、里親の家族に喜んでもらえることが第一と考えています。家族からの喜びの話がききたいです。学生からの取材に応じたりして、話が伝わっていくといいなと考えています。とくに講演をして回ったり、ということはしていません。
里親セミナーは、店舗があったときに行っていました。しつけ教室を借りて、家庭生活についてなどの話を有識者に2回ほど行ってもらったりもしたのですが、いまは行っていません。
ドッグシェルターの活動理念
ドッグシェルターの代表の遠藤は、一頭でも多く救いたいと考えています。
新しい家族によろこんでもらいたい。それで命が助かるなら・・・。そこに自分の技術が役立てばいいと考えています。