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ペットと共に暮らすために考えたいこと 第5回 ペットが迷子になったら「ポスター(チラシ)つくり・ネットの掲示板やSNSへの書き込み」

ペットと共に暮らすために
考えたいこと

第5回 ペットが迷子になった
  「ポスター(チラシ)つくり・
ネットの掲示板やSNSへの書き込み」

    


ペットがいなくなったら、第3回でご紹介した「まず真っ先にすること」の各公共機関への連絡を終わらせ、次にすることは、一般への情報拡散です。
 

    ●ポスター(チラシ)をつくる

ポスター(チラシ)は、ペットの写真を見てもらえるので、とても重要です。
そして、局所的に情報を知らせることができる最も有効な方法です。

 
情報スペースが限られているので、ペットの特徴がわかりやすく目につきやすいポスター(チラシ)を作りましょう。

 
■用紙サイズはA4またはB5、カラー印刷
 見やすく、掲示したり配ったりするのに扱いやすいサイズで作ります。
 写真でペットの特徴がわかりやすいようにカラーで印刷しましょう。
■記載事項
【タイトル】
「犬を探してます」「迷い猫」「○○君を探しています」など、わかりやすく大きい文字で。
【写真】
身体的特徴がわかるものを1~2枚。人目につくことが重要です可愛いものを選びましょう。
【迷子犬・迷い猫の特徴】
・名前
・年齢
・犬種/猫種(雑種なら雑種と伝えること)
・性別
・からだの大きさ(小型・中型・大型)・体重
・首輪の有無・色
・リードの有無・色
・目立つ特徴や性格
・からだの色・模様など、文章は短く簡潔にわかりやすくします。
  写真を見てわかる特徴を書く必要はありません。
【いなくなった時の状況】
・いなくなった日時
・いなくなった場所
【連絡先】
・飼い主さんの名前(いたずら電話もあるため仮名にします)
・電話番号やEメールアドレス
【飼い主さんの心情や目撃情報を求めるコメント】
 「必死に探しています」「心配しています」など、飼い主さんの気持ちを短くわかりやすく書くことも大切です。
 ポスターやチラシの目的は情報収集ですので「目撃情報など些細なことでも結構です。ご連絡ください。」などのコメントもいれます。
 

    ●ポスターを貼る・チラシを配る

ポスターができたら、人が多く集まる場所に貼らせてもらいましょう。
スーパー・コンビニ・レストランや病院・学習塾など、できるだけ多くの人目につく場所に貼っていきます。
また、事前に連絡した動物愛護センター・保健所・警察・市区町村役場・動物病院にも貼らせてもらいます。
チラシは、手配りやポスティングのほか、新聞折り込みに入れる方法もあります。
新聞折り込みを頼む場合は、お近くの新聞販売店に電話して、次の点を確認して条件が合えば入れてもらいます。
・いつチラシを渡せばいつの新聞に折り込まれるか?
・折り込み1枚の費用はいくらか?
・何枚から頼めるか、何枚単位で頼めるか?
・配達の地域指定ができるか?
 

    ●ネットに書き込む

フェイスブック、ツイッター、各種SNS、迷子犬・迷い猫掲示板に、情報を書き込んでいきましょう。
インターネット上には、たくさんの迷子犬・迷い猫情報掲示板があります。
迷子のペットを保護してくださる方は、掲示板を見て、飼い主さんに連絡しようとすることが多いようです。
 


 
 
できる限りのことをしたら、目撃情報や保護の連絡を待ちつつ、飼い主さん自身が
「足で歩き、目で探す」
犬の場合も猫の場合もこの単純な方法が、大切な家族との再会につながる行動です。


 
次回は、迷い犬の探し方・迷い猫の探し方を具体的にご紹介します。

 

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 GORON 吉川奈美紀 

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