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膵炎闘病と病院選び -1「膵炎になったうちのワンコの場合」

うちのワンコは13歳になりましたが、2歳になる前に膵炎になり、以降何度か発症していました。
最近、「膵炎」にかかるワンコが身近に何頭かいて、経験犬として経過や対処を尋ねられることがあります。
初めて飼うワンコで2歳になる前だったので様子が分からなかったのですが、後から思えば、もっと早くに対応できていたのでは、、、と考えるポイントがいくつかありました。

膵炎になったうちのワンコの場合

「膵炎」は、犬種や肥満気味だとかかりやすい病気のようですが、うちのワンコはトイプードルで、標準的なサイズ、肥満もありません。
ただ、偏食はあり、なかなかフードを食べてくれないので、ドッグフードが定着せず、匂いの強い高カロリーのフードや犬用のチーズふりかけなどの量が増えているのが気になっていました。

ある朝起きると、夜中に吐いた?と思われるものがありました。
真っ黒な炭状のものでした。
でも、吐いたのか?便なのか?わからないし、普段通り元気なので様子を見ることに。
暫くは、いつも通りの生活でしたが、お尻を上げた伸びをしばしばするようになっていました。
これが「お腹が痛い、何かおかしい、、、」というサインだったようです。
それから何日か経ち、クリスマスにワンコ用のケーキを買って、家族でクリスマスを愉しみました。
ケーキは、5センチ四方くらいの小さいものでしたが、2日に分けてあげました。
とても嬉しそうに、元気にあっという間に食べてしまいました。

その次の日、、、ちょっと黒っぽい便だなと思っていましたが、さほど気になる様子が他にはないので、あまり気に留めませんでした。
そうしていると夕方に何回もお尻を上げた伸びをして体をクネクネさせたかと思うと「キューーーン」と鳴いて丸まって震え出し、抱っこをしようとすると悲鳴を上げました。
驚いて行きつけの病院に連絡をしてすぐに連れて行き、血液検査をされ、膵炎の可能性があることが分かりました。

紹介でお世話になっていた個人病院でいい先生だったのですが、獣医としての経験が浅く、膵炎治療の経験があまり無いようでした。
マニュアル(本)に沿って、膵炎=絶食と安静が基本ということでしたので、
絶食と点滴を2日、そして元気になってきて病理食を食べさせると吐く。
そしてまた絶食と点滴を2日、元気になってきて食べさせると吐く。
そしてまた、、、を繰り返すうちに4キロのワンコが2キロ代まで体重が落ちやせ細り、元気が無くなってしまいました。

次は、
膵炎闘病と病院選び -2 「セカンドオピニオンとその後の暮らしで気をつけていること」

 

膵炎闘病と病院選び -2 「セカンドオピニオンとその後の暮らしで気をつけていること」

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(Pama)

ハワイとワンコをこよなく愛しています。
また羊毛フェルトで愛犬を作りたいという思いから、羊毛フェルトアートに没頭。
愛犬は、ツンデレのトイプードル(男の子)。
運命の出会いから早くも10年。

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