おでかけ

『パックウォーク』のすすめ – 2

この日は、梅雨の晴れ間、6月の週末。
東京都葛飾区にある都立水元公園で3人と9ワンコでのパックウォークをしてきました。
中型犬4頭と大型犬5頭、元気いっぱいの若い犬からシニア犬まで、色んなタイプの犬たちとのお散歩です。

 場所と時間帯を選びで考えたいこと

《 気温や天候 》
暑さや湿度に弱い犬。
今回は、シニア犬もいたので暑さ対策を考え、木陰が多く林の中を歩ける公園を選びました。
水遊びが好きな犬がいたら、海岸沿いや川がある公園。
子どもたちもいたら、遊具がある公園。
このように、一緒に歩く犬のタイプや人の構成によって、みんなが一番楽しめる場所を考えて選ぶといいですよね。

《 歩きやすい時間帯 》
パックウォークは、人も犬も数が多くなるので、午前の早い時間帯など来園者が少ない時間帯にする方がいいでしょう。

 一緒に歩いたメンバーに聞いてみました
「あなたにとってのパックウォークとは?」

〈 愛犬 〉元気なシニア犬!ポインターブラザーズ
「パックウォークってどんなことするの?」
と、聞かれることがありますが、特別なことではなく『犬たちと一緒に歩く』ただそれだけです。
パックウォークの素晴らしいところは、共通の目的が「歩く」ということだけ
犬同士仲良くなるのが目的でもないし、お行儀よく歩くことが目的でもない。
どんな風に歩きたいかは、それぞれの飼い主さんが決めればいいこと。
他犬が苦手な犬も、元気すぎちゃう犬も、みんな前を向いて「歩く」に集中するから、なんとなくパックになり、不思議と調和が出来てくる。
飼い主さん同士も歩きながら話すことで情報収集が出来たり、仲間が出来たり。
そんな仲間は、困っている時に助けてくれたり、応援したりするかけがえのない存在になったり。

〈 愛犬 〉個性あふれる犬たち!総勢5頭 みんなで歩けばどこまでも
パックウォークをするという事は、犬嫌いがいるかもしれないところもあるという事。
マナーを守る、犬が嫌いな人から見ても、犬と暮らすのが悪くないかも、と思ってくださるきっかけになったら良いなとも思っています。
だからこそ、マナーを守る。
だけど、犬たちには犬らしさを保ったままに、がんじがらめの「しつけ」たるものではなく、「一緒に歩き」「一緒のペースで歩く」とか、「立ち止まって自然を感じる」とか、言葉じゃなくってリードから通じる感じをお互いに伝えあう、大切なコミュニケーションの場だと思っています。
ランなどで離して遊ばせるばかりではなく、みんなでお互いの存在を感じながら歩く、この違いを沢山の人に体感してもらいたいですね。

〈 愛犬 〉シャイガールとおてんば娘 でこぼこシスターズ
マナーを守るというより、当たり前に互いへの気づかいができるパックウォーク。
当たり前の気づかいが、犬たちにもできる飼い主自身の気づきと愛犬とのよい循環つくっていける機会になったらよいですよね!

参考になりましたでしょうか?
ぜひみなさんも、ともだちや友わんをさそって、パックウォークを楽しんでください。

『パックウォーク』のすすめ - 1

吉川 奈美紀

吉川 奈美紀

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(きっかわ なみき)

ヨガ・ピラティス・空中ヨガ インストラクター
メディカルアロマアドバイザー

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