皆さんはフェレットを知っていますか?
最近、SNSでもよく見かけるフェレット、胴が細長くとても可愛らしい顔をしていますよね。
ペットショップでもよく見かけるフェレットについて、今回は調べていきたいと思います!
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︎《 フェレットとは? 》
フェレットには犬・猫における犬種・猫種のようなものはなく、主に出身ファーム、披毛のカラー・パターンなどで分類されます。
フェレットの行動は子猫のような性格で、活発で好奇心が強いです。
しかしフェレットは、一般的にネコよりも人間に懐き、飼い主との遊びを好みます。
トイレのしつけや簡単な芸を覚えさせることも可能で、YouTubeなどの動画投稿サイトでは飼い主がフェレットに芸をさせている様子を撮影した動画が多数公開されています。
普段の鳴き声はあまり大きくなく、機嫌が良い時は「クックックッ」、機嫌が悪い時は「シャーッ」と鳴く程度です。
また幼少の頃兄弟から引き離されるとさみしさのため「ブェ、ブェ」というベビ泣きと呼ばれる泣き声もあげます。いずれも小さな音であり、鳴き声によって隣家や隣室に迷惑をかけることはほとんどありません。ただし、非常に驚いた時などは「キャン!」と犬が吠える程の大声で鳴くことが稀にあるようです。
また、ペットのフェレットは、発情期に体臭が非常に強くなったり、凶暴になることを嫌う飼い主が多いため、多くのさのペットは去勢・避妊されているそうです。
︎《 フェレットの飼育で用意するもの 》
・ケージ
フェレットは狭いすきまでも通り抜けますので、ケージの網は2.5cm以下のサイズを選んでください。
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・トイレ
四角く高さのあるフェレット用のトイレ。角に排泄する習性があり、その際おしりを高く上げるためです。
・トイレ砂(フェレット用)
誤飲の危険性があるので、猫のトイレ砂は使用しないでください。
・ハンモック
暑さが苦手なので通気性のいいハンモックは必需品です。1日のうちほとんどを寝て過ごすため、体臭が付きやすいです。頻繁な洗濯、取り換えをおすすめします。
・おもちゃ
壊されにくいボールなどを、留守番の際などに入れておいてあげましょう。
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︎《 フェレットの飼育環境 》
・温度と湿度
適温:15~25℃
湿度:45~60%
28℃以上で熱中症の危険があります。
暑い時期はエアコンを使った温度調節が必要となります。
寒さには比較的強く、毛布などにもぐり暖かく過ごします。パネルヒーターを設置してあげてもよいでしょう。
・明るさの管理
12時間明るく、12時間暗いのが理想で、夜はきちんと暗くなる環境を、ケージを布で覆うなどして作ってあげてください。明暗の周期はホルモン分泌に影響し、その乱れは病気の原因となると言われています。
︎《 フードの与え方 》
フェレットは消化管が短く、約3時間で消化し排泄します。
食べすぎることはないので、常にフードを切らさないようにし、水は毎日取り換えてください。
幼体(12週齢ぐらいまで)には、水:フード=3:1に混ぜてやわらかくして与えます。
乾燥してきたら再度水を加えて食べやすくしてあげましょう。徐々にドライフードへ切り換えていき、12週齢を超えたらドライフードをそのまま与えてください。
︎《 トイレ 》
排泄の回数、量も多いので毎日トイレ掃除をしてあげましょう。
フェレットにトイレをしつけるには、排泄物をトイレに入れておくと比較的簡単に覚えてくれます。
︎《 お風呂 》
1ケ月に1~2回、37℃程度のぬるま湯でシャンプーします。リンスを使うと毛並みがふさふさとなりおすすめです。頻繁にシャンプーしすぎると皮脂が取れることで反対に臭いのある皮脂を多く分泌するようになってしまいます。お風呂以外の日には、水なしシャンプーや各種香りのスプレーで体臭を抑えましょう。
︎《 しつけ 》
噛み癖がひどく、しつけするときは、すぐに首の皮をつかんで持ち上げ目を見て、「ノー!」「ダメ」と短く叱りケージに戻して数分放置を繰り返してください。名前を呼ばれることがストレスになるので、絶対に名前で叱ってはいけません。また、噛まれた指を引かずに口にさし入れてグッと軽く押し付けて数秒維持するのもよいでしょう。
︎《 フェレットを飼うために注意すること 》
フェレットにとって最もおそろしい病気の「犬ジステンパー」です。マーシャルフェレットはワクチンの予防接種(1回目)がされています。動物病院にて約11週齢で2回目、約14週齢で3回目のワクチン接種をしておくのが望ましいです。感染犬には近づかないようにしてください。また、フィラリアに感染した犬の血を吸った蚊に刺されると感染する恐れがあります。いずれも室内飼育なら感染することはほとんどないと思われます。ただ、人の風邪やインフルエンザには感染します。飼い主様が風邪をひいたときには、うつさないように注意してあげてください(仮に感染しても通常は人と同様数日で治ります)。
・ケージから出して遊ぶ際、狭いところに潜り込むと行方が分からなくなることがあります。
また輪ゴムなど口に入る小さなものは誤飲する可能性がありますので、ご注意ください。
︎《 まとめ 》
今回は、とても可愛いフェレットについてや飼育方法などご紹介しました!
私も実際には飼っていませんが、とても可愛らしい姿でペットショップなどで癒されています。
お手入れをしっかりしてあげれば、初心者の方でも飼いやすいかもしれませんね。
気になっている方は、是非参考にしてみてください。