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ワンコ連れのおでかけガイド 第2回 乗り物 [車編]

ワンコ連れのおでかけガイド

第2回 乗り物 [車編]

    


車酔い対策や負担を軽減させ、犬も人も楽しめるドライブへの工夫をご紹介します。

    「車が楽しい!」と思える環境づくり

車に乗る時、私たちはどこへいくのか、何をするのか、どのくらい時間がかかるのか知っていますが、犬たちには分かりません。そんな状態で、車のエンジン音や運転の振動などが続くわけですから、犬にとっては当然大きな負担になります。
犬たちとの楽しいでライブの前に、まずは愛犬が車の中で過ごす時間を好きになるように、停車したまま車内で犬と一緒に遊んだり、くつろいだりすることからスタートしましょう。
慣れてきたら、「車に乗る=楽しいことがある」という良いイメージを持てるように、近くの公園やドッグランまで車で移動して遊ばせてあげましょう。
また、嗅覚に優れた犬にとって、タバコや芳香剤、食べ物やオイルの匂いは刺激臭となります。ドライブの前に空気の入れ替えをして、このような匂いをできる限り取り除くようにします。
そして、普段使っている布団やおもちゃを持ち込んだり、アロマオイルを使うことで気持ちを安定させることができます。
※アロマオイルは、すがすがしく気分をすっきりさせるペパーミントなどがおすすめですが、犬によっては嫌がる場合もあるので、使用する前に犬の反応を調べておくことをお忘れなく。

    覚えておきたい車酔い対策と移動の工夫

車に慣れてきたら、いよいよドライブへ!

チェックポイント1
車に乗る数時間前に食事を済ませましょう

満腹でも空腹でも車酔いをしやすくなります。
特に車酔いが心配される犬は、いつもの食事より少ない量で2時間前くらいに済ませておくようにしましょう。
 

チェックポイント2
安全第一!体を安定させましょう

安全面はもちろん、移動する車の中で体が不安定だと醉う原因になります。
また飼い主さんが見えないと、不安になる犬も少なくありません。外が見えるメッシュのケージを活用するもの良いでしょう。>
ドライブ中、愛犬がどんな過ごし方をするのか飼い主さんが認識するまでは、走行中の飛び出してにも注意が必要です。
窓を全開にしたり、犬が窓から顔を出した状態で車を走らせるのはNG!窓を開ける大きさを考え、十分な換気は停車中に行いましょう。また、パワーウィンドには必ずロックをして、 挟み込み防止機能がついていない車は、窓開閉操作には特に注意をしましょう。
 
ある意味、愛犬は子供と同じです。
万が一の事故や運転手の集中力などを考えると、犬が乗る場所は、後部座席が最も危険が少ないと思われる場所です。
 

チェックポイント3
こまめな休憩で気分転換を

2時間に1回のペースで、人も犬もドライブ休憩をしましょう。
最近は、ドッグランや水飲み場など犬用施設のあるPA・SAが増えているので、気軽に休憩・リフレッシュできるのが嬉しいですね。
 

チェックポイント4
車内での犬だけの留守番には細心の注意を!

外の気温がさほど高くなくても、日差しが強まる6月以降、車内の温度は驚く程上がります。密閉された車の中はわずかな時間で高温になります。夏に限らず、犬だけで車内に留守番をさせることは極力避けましょう。
また、車を停車させるときもできれば日陰を選びましょう。体温調節がむずかしい短吻種(パグやブルドッグなど)や超毛種の子は暑さに弱いので、特に注意を。
 

チェックポイント5
心がけたいのは、犬に優しい運転

最も大切なのは、運転の気配りです。
急発進や急ブレーキ、スピードの出しすぎなどでかかる力に、多くの犬は敏感です。
飼い主さんが、大らかな気持ちを持って、いつも以上の安全運転を心がけましょう。

次回は、おでかけ先で・帰ってきたら

 

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 GORON 吉川奈美紀 

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