どんな動物も植物も、日々意識的におこなうお手入れが、健康で過ごすためのいちばんシンプルなケアです。
お家で日々飼い主さんができるケアをご紹介していきます。
今回は、「耳のそうじ」です。
耳そうじの頻度
《 外耳炎がない場合 》
シャンプーと同じくらいの頻度で行えば大丈夫です。
シャンプーする前に耳そうじもする習慣を!
《 外耳炎がある場合 》
週に1回から数回、症状に応じてになります。
外耳炎の程度によるので、かかりつけの獣医さんに相談しながら行いましょう。
耳そうじの仕方
1.耳のクリーナー(オーツークリーナーなど)を耳道内に適量入れて、耳の付け根を軽くマッサージするようにもみます。
《 ポイント 》
オーツークリーナーは原液のまま使用してOK!)
2.コットンなどでイヤークリーナーを拭きとります。
そのとき、耳の内側についている汚れも一緒に拭きとります。
《 ポイント 》
見える範囲の汚れ、耳のみぞについている汚れは、綿棒をつかってとっても大丈夫です。
ただし、耳の穴の奥に綿棒を使うと下記のような問題が起こることがあるため注意をして行うか、行わないようにしてください。
問題① 皮膚(耳道)を傷つけるおそれがあります。
問題② 汚れを耳の奥へいかせてしまうことがあります。
3.ぶるぶると頭を振らせます。
ぶるぶるすることで、耳の奥に入ったクリーナーも汚れと一緒に外に出すことができます。
頭を振らない犬は、耳の穴に「フ~~」と息を吹きかけてみてください。
《 ポイント 》
汚れが飛び散るので、汚れてもいい場所で行ったり、耳の穴にコットンをいれてからぶるぶるさせることもおすすめです。
4.最後に耳の内側を軽く拭く
外耳炎と診断されて点耳薬の処方を受けているわんこは、ここで薬を入れてください。
上手にできたら、ごほうびのおやつをあげて、いっぱいいっぱい褒めてあげましょう!