「ワンコと一緒にアウトドア!」最終回は、キャンプで役立つワンコグッズ類と、
おススメのアウトドア料理レシピ(飼い主用)をご紹介します。
まずはグッズ編から。
●アウトドア仕様のリードフック
中央に刺さっているのは自作のリードフックです。
テント用のペグにフックを連結したもので、手軽に設置できるのでキャンプ場でとっても重宝します。
ペグにつまづかないように近くにかざぐるまなどを刺しておけば、見た目も楽しくて一石二鳥!
●ワンコ専用チェア
初めての場所ではワンコも最初はなかなか落ち着きません。
我が家もキャンプを始めた当初はワンワン吠えてしまうことがあり、サイトの中にワンコの居場所を作ってあげることが大切だと気づいたのは、ずいぶんたってからでした。
最初はクレートを出してあげたのですが、中のマットが汚れてしまう上に、見た目がどうもアウトドアっぽくありません。
ワンコ用テントも購入しましたが、やはり落ち着かないようで・・・
捕獲されちゃったワン!?
そこでイスを用意してみたところ、これが効果絶大でした!
飼い主と同じ空間で過ごせるからなのか、安心してくつろぐようになりました。
うちのワンコはジャンプが苦手なので、ローチェアを愛用しています。
ご主人サマのイスよりもゆったりとしています(笑)
●ワンコに優しい「お座敷スタイル」
今やテントもタープもさまざまな種類があって、何を選んだらいいのか迷ってしまいます。
我が家もさんざん悩んだ末、テントとスクリーンタープ(リビング)が一体になった2ルーム型のドームテントを購入しました。
設営のしやすさ、コンパクトさなど選んだ理由はいくつかありますが、一番の決め手はズバリ、「お座敷スタイル」です。
座敷犬だワンzzz
こんな風にリビング部分にグランドシートを敷いて、お座敷仕様にしています。
スクリーンは開放することもできれば、メッシュにしたり、完全にクローズすることも可能なので、雨が降っても(降らなくても)、ここで愛犬とゴロゴロくつろいだり、お昼寝できるのです。
まぁ、キャンプに慣れるまではなかなかゴロゴロする時間も作れなかったけどネ。
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次は簡単なアウトドアレシピをご紹介します。
●野菜のマリネ焼き
いつものBBQ野菜も、ほんの少し手を加えるだけでパサつきがなくなってジューシーに変身!
【レシピ】
オリーブオイル、レモン汁、クレイジーソルト、にんにく(すべて適量)で好みの野菜を30分ほどマリネする。あとはよく熱した網の上で軽く焼くだけ。
●炭火de焼き焼き
炭火を使って野菜をじっくり焼けば、おいしさ倍増です。
やきいも・焼きとうもろこし
【レシピ】
とうもろこしは皮を2~3枚残したまま網の上でじっくり焼く。さつまいもはホイルに包んで炭の中へ投入。時々向きを変えながら、竹串がすっと入れば完成。
さつまいもは別名・蜜芋とも呼ばれる安納芋がおススメです!ワンコのおやつにも。
●焼き立てパン
面倒なパンもホームベーカリーの生地を冷凍して持参すれば、アウトドアでもほかほかの焼き立てパンが食べられます。
【レシピ】
パン生地はホームベーカリーのバターロールなどを参考にあらかじめ作って4~6等分にして冷凍しておく。(冷凍したパン生地はクーラーボックスの中で5~6時間もあれば自然解凍されます)
棒巻きパン
棒巻きパンは、キャンプ場で手ごろな小枝を集めてアルミホイルで巻き、そこに細長くのばしたパン生地を巻きつけていく。車の中などで二次発酵させてから、炭の上でくるくる回しながら10分ほど焼く。
花まるパンも二次発酵させてから、ダッチオーブンで焼き上げる。
花まるパン
●スタッフドチキン
魔法の鍋「ダッチオーブン」があれば、こんな豪快料理も案外簡単に作れます。
丸鶏にワンコも大興奮!?
なんだワン?
【レシピ】
中抜きの丸鶏にクレイジーソルトとにんにくペースをまんべんなく擦り込む。
(ソルトは少し多いかなというくらいのほうが美味)
鶏のお腹の中に冷凍ピラフor白飯などを詰めて楊枝で留め、鍋の隙間や底には玉ねぎやジャガイモなどの野菜を入れておく。
ダッチオーブンで上火も使って1時間ほどで完成。
完成!
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最後に--
ボートやカヌーも楽しいだワン♪
キャンプの楽しみ方に「正解」はありません。
飼い主とワンコの数だけ、また訪れた先やシチュエーションによっても、
楽しみ方は無限に広がっていきます。これがワンコ連れキャンプの醍醐味かもしれません。
キャンプ場のドッグランにて
これからも愛犬といろんなアウトドアを体験しながら、最初に感じた「飼い主もワンコものびのび自然の中で過ごせる」--
そんな心地よい時間を大切にしていければと思います。
全3回に渡ってご紹介したキャンプレポ、ワンコ連れキャンプのきっかけや参考になれば幸いです。