朝起きたとき、学校や会社から帰ってきた、家族の様子がいつもと違うように感じることがありますよね。
顔色が悪いかも?
むくんでる?
いつもより元気がないかも?
そんな小さな変化に家族が気づいたことで、大きな病気になる前に病院で診察を受けたり、対処することができる事例があります。
一緒に暮らす犬や猫たちも同じです。
しかも犬や猫は話すことができないし、不調を隠そうとする本能が備わっているので、尚更病気に気づいたときすでに治療することができないほど悪化している場合があります。
日々のちょっとした意識で小さな家族たちの不調を発見していくために、私たちができることは「日々の健康チェック」です。
今回は、自宅でできる健康チェック項目をご紹介します。
STEP1 まずはお顔まわりのチェック!
☆眼のまわりをよくみてみましょう
・目ヤニは出ていませんか?
・いつもより涙が多い、もしくは眼が乾いていませんか?
・下まぶたをめくってみて粘膜の色が白かったり黄色になっていませんか?
☆耳をめくってみましょう(たれ耳さんは要チェック)
・黒い耳垢は出ていませんか?
・耳の中が汚れて臭くないですか?
・かゆがっていませんか?
☆口の中をみてみましょう
・口臭はひどくないですか?
・歯石はたまっていませんか?
・歯ぐきの色が白くなっていませんか?
・口の中にできものはありませんか?
STEP2 次は身体全体をチェック!
☆お腹まわりを触ってみましょう
・なにかできもの(特に女の子は乳頭まわり)はできていませんか?
・お腹が張っている様子はありませんか?
・脱毛はありませんか?
☆おしりまわりをみてみましょう
・おしりを床にこすりつけてはいませんか?
・女の子で発情以外に陰部から出血はありませんか?
☆足まわりをみてみましょう
・歩き方はいつもと同じですか?
・爪はのびすぎていませんか?
STEP3 最後は普段の生活についてチェック!
・元気や食欲に変化はありませんか?
・下痢や嘔吐はありますか?
・排便や排尿はスムーズにできていますか?
・飲水量が急激に増えていませんか?
・ケッケッという咳はしていませんか?
・運動後、すぐに疲れてしまう様子はありませんか?
いかがでしたでしょうか。
具合が悪くても話せない犬や猫、私たちが早めに気づいてあげることが大切です。
異常に気づいてあげるためには、普段の様子を知っておくことがポイントになりきます。
愛犬や愛猫とふれあいながら一緒に健康チェックをおこなうようにしましょう。
そして、ちょっとおかしいな~ということがありましたら、かかりつけの動物病院で診察を受けるようにしましょう。