お散歩やリハビリ前のマッサージ
痛い所があると、どうしても筋肉は固くなりがちです。
そして、固い筋肉のままお散歩やリハビリなどの運動をすると、さらに固まってしまったり、体の歪みの原因となってしまいます。
こうした場合、軽くマッサージをしたり、温灸をすて筋肉を解してからお散歩などをすることがお勧めです。
飼い主さんができるマッサージ
先ずは腰を優しく解します
脚の後ろ側のマッサージ
大丈夫そうなら膝周りのマッサージ
長時間ほぐす必要はありません。
長くてもマッサージ全体を5分程度で終わる様にしてください。
犬に「痛気持ち良い」という感覚はありません。
あくまでも優しくマッサージしましょう。
マッサージは、筋肉をほぐすだけではなく、「体を意識して動かす」ことがしやすくなります。
全身を効率よく動かしたり、バランスも良くなります。
気になる方は是非わんこにマッサージをしてみて下さい。
砂浜散歩のススメ
「部活で砂浜を走ったなあ」なんて思い出のある方もいらっしゃるかもしれません。
ご存知の方も多いと思いますが、砂浜でのトレーニングは、足腰強化にとても良いです。
まず、地表が柔らかいので運動時にかかる関節への負担を軽減させることができます。
そして、一番注目したいのが「砂上での足指の状態」です。
指をしっかり開いて立っているのが分かりますでしょうか?
足指を開いて立つことで、感覚刺激され「立つこと」と「脚」が意識できます。
意識できるとお休みしていた筋肉が目を覚まして、しっかりと立ったり歩いたりすることができます。
大丈夫そうでしたら砂浜をゆっくり歩いてみて、一緒に海辺のお散歩を楽しんで下さいね。
首輪よりハーネスがオススメ!
健康な状態なら問題ないのですが、首輪だとどうしても前方ばかりに重心がいってしまい、首や胸周りに負担がかかり過ぎてしまいます。
体を包み支えられるハーネスの方が、首や胸周り、前脚に優しいだけでなく、ワンコの動きを飼い主さんがリードでサポートしてあげることができます。
我が家の愛犬、泰介の使っているハーネスです。
泰介は、保護されるまでお散歩未経験で、筋肉が少なく膝関節も弱いので柔らかい素材で体をしっかり包めるハーネスを使っています。
それぞれのワンコの生活や症状、嗜好、飼い主さんの使いやすさに合わせて選んであげるのが良いと思います。