「ペットと電車に乗って遠くへ行きたいけれど、人間と同じように運賃はかかるのかしら」「移動の際、ゲージなどに入れなければならないのかな」という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
　前回は、自家用車、電車、新幹線でのペットとのお出かけについてお伝えしました。
　今回も引き続き、ペットとのお出かけの際の交通手段、タクシー、バス、飛行機について説明します。

　タクシー

　一般的に迷惑を及ぼさなければペットの持ち込みが可能となっています。しかし、事前予約が必要となるなど、タクシー会社によって基準が異なりますので、運転手さんや営業所に必ず確認しましょう。ケージに入れれば原則的には問題ありません。


　ただし、大型犬に関しては、各社により対応可能なサイズが異なっています。ペット移送専門の業者も数多く存在するので、不安な場合はまずそちらに電話または予約することをおすすめします。

・ペットタクシー　「ネオスタッフ」：http://www.neostaff.co.jp/wannyan/

　バス

　中型～大型犬は乗車不可能です。バスでの移動ルールは基本的には電車と同じです。バスの中は密室ですので、犬がほえたり、騒いだり、ほかの乗客に迷惑をかけないように配慮してください。
　各社が定める規定サイズのケージから手足が出ないように注意して、膝上で管理することを心がけましょう。

　高速バスの場合、夜行便はペット同行不可ですが、昼行便は可となっている会社もあります。

・JR東海バス　ご乗車にあたって
http://www.jrtbinm.co.jp/highway/guidance/boarding.html

　飛行機
　空港に到着したらすぐにケージに入れましょう。空港の手荷物カウンターに行き、手続きをします。なお、ＪＡＬやＡＮＡの場合はペット専用カウンターがあるので当日に申し込みをします。

　搭乗手続きをしたあとは、自身で用意した各社が規定するケージ、または航空会社が貸し出す貨物室用のケージに入れられ、貨物室へと運ばれます。ペットは受託荷物となりますので、機内に連れていくことはできません。ですので、トイレ・食事・体調には十分に注意が必要です。

　また、ケージのサイズや料金は各社により異なっています。事前にご確認ください。

・　ANAペットらくのりサービス
http://www.ana.co.jp/dom/checkin/rakunori/pets/
・　JALペットとおでかけサービス
http://www.jal.co.jp/dom/service/pet/

　次回もペットの交通手段について説明していきます。

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