SUP(サップ)とは、『スタンド アップ パドルボード』の略称で、専用のボードに乗ってバドルで漕ぎ進むウォータースポーツです。
経験の有無を問わず、誰でも挑戦できるスポーツのため、近年その人気は急上昇中。
海辺では、SUPヨガやフィッシングなど、様々な楽しみ方が広がっています。
今回は、そんなのSUP楽しみ方中のひとつ、犬と一緒に楽しめる『Dog SUP』に海で挑戦してきました!
Dog SUPの魅力
SUP(サップ)は、ハワイ発祥の新しいウォータースポーツ。
ボードの上に立ってパドルを漕ぐことによって水面を進みますが、その1本のボードに犬と一緒に乗り、自然を満喫できるスポーツがDog SUPです。
愛犬と一緒に楽しみたい!という飼い主には堪らないアクティビティですね。
私たちも犬との一体感を味わえるDog SUPの魅力を感じました。
必要な装備、持っていくとよいもの
今回私たちが行った場所は、施設やショップなどがないローカルビーチだったので、必要なものをすべて持参しました。
※ウォータースポーツを扱うショップがある場所では、ボードやライフジャケットなどレンタル可能なものもありますので、事前に確認してから出かけましょう。
・SUP用ボード(今回はSUP上級者の友人のボードを借りました)
・ライフジャケット(犬用・人用共に準備しましょう)
・水着やラッシュガード等水に濡れても大丈夫なウェア
・ビーチサンダル または靴
・バスタオル(犬・人とも)
・飲物
湖や海など水上の上は炎天下です。
ボードの上にで長い時間過ごしますのでマメな水分補給が必要です。
海だと落ちて海水を飲んでしまうこともあり、さらに喉が渇きますので十分な量の水分を補給できるように用意しましょう。
犬用のお水も多めに持参し、休憩の際たっぷり飲ませてあげてください。
・メガネの方はバンド、コンタクトレンズの方は水に落ちてなくした時のスペア
・テント
特に海の場合、暑い日差しを遮るものが何もないのは危険です。
直射日光下では砂が想像以上に熱くなっているので、犬の足裏への影響もあります。
人・犬ともに熱中症にならないよう準備したい備品の1つです。
・いつものお散歩グッズ
場所がどこであっても犬の排泄の可能性があります。
排泄物が水に流れ出ないように、ビニール製のうんち袋やマナーポーチの持参もお忘れなく。
注意すること
・Dog SUPをすることが許可されている場所か確認する
キャンプ場やウォータースポーツショップが運営しSUPをしている場所であっても、ボードを持ち込んで利用ができない場所があります。
また、持ち込みは許可されているが、犬の立ち入りが禁止されている場合があります。
利用してよい場所か、SUPをしてもよい場所かの確認は必須です。
事前に自治体のホームページや地元のサーフシショップやカヌーショップなどに確認しましょう。
今回は、地元サーファーで地域のビーチ情報を熟知しているSUP上級者の方と一緒に行きました。
初心者やSUPを初めて間もない方は、ショップが運営する施設に予約しての利用が安心かもしれませんね。
・無理をしない
泳ぎの苦手な人がいるように、犬にも個体差があります。
嫌がる犬を無理にSUPに乗せることで、思わぬ事故につながることもあります。
少しずつ、様子を見ながら「一緒に水遊びしよう!」という気持ちで楽しみたいものです。
また、海の場合、微風であっても浮力の強いSUPボードが想像以上に流されてしまいます。ボードが大きい分腕力だけで戻ろうとするのは難しく、思わぬ事態になることも。
風がなくて楽しめることが利点の反面、少しでも風があると感じたらボードを出さない判断が大切なスポーツです。
ダム湖で1回・海で1回、合計2回しかDog SUP経験のない我が家の感想ですが、初心者は湖で行うほうが安心して楽しめるように感じました。
水遊びが楽しめるシーズンならではのDog SUP。
しっかり事前準備をして、愛犬と一緒に自然を満喫し、夏の思い出を作りましょう。