しつけ・ケア

ゆるっとワンコ薬膳のススメ ~東洋医学を使ったシニアケア〜 マッサージをしてみよう!

「いつまでも元気に歩いてお散歩して欲しいし、トイレも自力でさせてあげたいな…」
と考えている飼い主さんは多いと思います。

そこで今回は、シニアのワンコが弱りやすい後脚を整えるマッサージをご紹介いたします。

まずはウォーミングアップ!

  1. 身体全体の皮膚を優しく揺り動かしてあげます。
    ・頭から背骨 → 腰の方へ
    ・頭から背骨 → 四肢へ
    撫で摩るように皮膚を優しく揺らしながらほぐしてあげます。

     

  2. 次に、内転筋のマッサージです。
    少し分かりづらいですが、<下の写真>親指で押さえている辺りが犬の内転筋の端です。

     
    ここから(内転筋の端)矢印の方向に優しく皮膚を動かすようにマッサージをしてあげます。
    固くなっていて痛がるようでしたら、指ではなく掌でさすってあげて下さい。
    人間もですが、内転筋が固まると脚が開いたまま戻りづらくなったり、骨盤が歪みやすくなります。
    頑張らなくて大丈夫ですので、犬が楽な姿勢(立ったままでも、寝ていてもOK)でマッサージしてあげてください。
    1回に12分行えれば充分です。

手軽にマッサージしたい方にはこんな道具があります。
こちらは人間用のマッサージローラです。
手軽にコロコロと筋肉を解せます。

 

マッサージ道具ではありませんが、我が家では、スマートフォンやタブレットに使う「タッチペン」をつかったマッサージもします。
指よりも細く、微弱な電流が流れていますのでマッサージ棒として優秀です。
百円ショップで購入出来ます。
使い方ほぐしたい場所に優しく当ててクリクリとマッサージしたり、摩るだけです。
触られるのが苦手なワンコにも良いかもしれませんね。
(写真は、胃のツボを刺激しています)

《マッサージで気を付けること》
ワンコには、痛気持ちいい感覚はありません。
あくまでも優しくマッサージしてあげてください。

ワンコも人間も歳を取ることは避けられません。
「いつまで若い犬のように」ではなく、「今の」「今日の」愛犬を観察し、ケアしてあげで下さい。
みなさんの愛犬が、いつまでも健康で、そして最後まで生きる事を楽しめますように。

ゆるっとワンコ薬膳のススメ ~東洋医学を使ったシニアケア〜 《レシピ紹介》牛肉と空豆で足腰元気ごはん

境谷真佐子

境谷真佐子

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(さかいだにまさこ)
タイ式ヨガインストラクター

「あるなら探せ。無ければ作れ」をモットーに、愛犬の快適な生活とお出かけを探求しています。 楽しいお出かけ情報や、グッズのリメイク術をご提案していきます。

愛犬小珠のブログ『小珠メモ』:https://ameblo.jp/umeran0412/
心臓病、パグ脳炎の小珠(こだま)との日々

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