雨の日が多くなり、いよいよ梅雨ですね。
湿度も高くなり「体が重いなぁ~調子悪いなぁ~」と感じる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな体感は、ワンコやニャンコも同じです。
「この時期になると、お散歩したがらない、、」
「湿疹が出たり、食欲が落ちたりしているかも、、」
と感じる愛犬愛猫がいたら、それは高い湿度のためかもしれません。
「湿度が高いと浮腫みもとりにくいよ」
by 小桃
東洋医学において、梅雨は「脾・胃」といわれる消化器系の臓器が最も影響を受けやすく、疲れやすいといわれています。
まずは、「脾」や「胃」の東洋医学的な働きをおさらいしておきましょう!
「脾」の働き
・ 食物の消化・吸収
・ 体内の水分の吸収と排泄の促進
・ 血が血管から漏れない様にする
・ 気を上げる
「脾」が疲れたり弱ることで起こる不調の症状は
・ 下痢・軟便・嘔吐・むくみ
・ 怠い・疲れやすい
・ 顔に力がない(まぶたが重い、下がる)
「胃」の働き
・ 飲食物を受ける・消化する
・ 気を下げる
「胃」が疲れたり弱ることで起こる不調の症状は
・ ムカムカ・口をクチャクチャする・吐き気
・ 嘔吐・食欲がない
← 我が家の小桃も脾と胃が弱く、調子が悪い時はクチャクチャしています。
「脾・胃」の弱りが進化すると、体の中の水が巡らずに溜まってしまいます。
澱んで濁った状態です。
濁った水は、皮膚炎やイボ・湿疹・腫瘍・胆泥・結石などの原因になる可能性があります。
しっかり水を巡らし排出の力を上げるケアして、古い水を出し、みんなで梅雨を乗り切りましょう!
そのために、積極的に私たちにできる工夫は、2つあります。
それは「食事」「マッサージ」です。
まずは、毎回お楽しみのワンコ薬膳レシピををご紹介します。