12月になり、2024年もあとわずかですね。
年末年始に向けて何かとお忙しい日々をお過ごしとは思いますが、体を冷やさないようにしながら、しっかりとエネルギーを補給して乗り切りたいですね。
今年最後のワンコ薬膳は、年末年始に多いワンコの体のトラブルのお話です。
今回は、特に多い下痢と誤飲誤食についてお話させて頂きます。
「クリスマスもお正月も楽しいけど、トラブルも多いんだって」
お休み期間は思わぬ事が…
年末年始のお休みでいつもの休日と違うのが、動物病院も長期休業になってしまうということです。
ゴールデンウィークなどは、期間中に平日があり、長い期間のお休みにはなることはありません。
しかし、年末年始は5日間ほどお休みになる動物病院がほとんどです。
飼い主さんの中にも「さー、大掃除終わった!仕事納めした!明日からお休みだー!!」と思ったら愛犬の体調が…「どうしよう…動物病院はお休みだし…」という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
バタバタと忙しかったり、来客やお泊りがあったりと、お家のワンコたちは落ち着かない時間が増え、ストレスがかかり、体調を崩しやすくなることもあります。
また、普段はお家にいない小さな子供が来ていろいろな物を床に落としてしワンコが飲み込んでしまったり、大人もお酒を飲んでワンコへの注意も散漫になりがちです。
「ちょっと心配だな」という時は、
・お客様が来く前にワンコをゲージに入れれる
・家の中でもリードを付けて飼い主さんがコントロールする
・ワンコが落ち着ける静かな部屋で過ごしてもらう
などして工夫してみて下さい。
※先代のワンコ薬膳アシストの小珠は元旦から痙攣発作が止まらなくなり、緊急で動物病院での処置をしていただきました。
持病がある・体調に不安があるワンコは、お休みの時も緊急で受け入れてくれるか確認しておくと安心です。
次は、下痢や誤飲誤食した時の具体的な対処法をご紹介します!