** ワンコ薬膳レシピ紹介 **
《 お腹も温める冬の腎ケアごはん 》
〈 材料 〉
・ワカサギ…50g
・ご飯…50g
・カリフラワー…8g
・かぼちゃ…8g
・ほうれん草…8g
・大根…8g
・山芋…8g
※グラム数は、我が家の愛犬小桃(体重8.2kg)を基準にしています。
(ワンコの手作りご飯1食の量は、そのワンコの頭の大きさを目安に年齢や体調によって調整をしてください)
〈 手順 1 〉 下ごしらえ
ワカサギは軽く水洗いしておく。
野菜はカボチャ、大根、山芋は皮を剥き、他の野菜と共に「うちの子の食べやすいサイズ」に切っておく。
〈 手順 2 〉
お鍋にカボチャ、大根を入れ、具材がしっかりかぶるくらいお水を入れ、火にかけます。
〈 手順 3 〉
〈手順1〉に火が通ったら山芋、カボチャ、ほうれん草を入れて、更に加熱します。
〈 手順 4 〉
〈手順3〉に火が通ったらご飯を入れ、一煮立ちさせます。
〈 手順 5 〉
火を止めて、冷めたら出来上がり。
薬膳豆知識
「ワカサギ」は
肝、腎を補い、血を増やしてくれます。体力、疲労を回復し、代謝を上げ、免疫力を高めてくれます。
「ご飯(白米)」は
最高のエネルギーチャージ食材です。
消化器系統を補い、元気をくれます。
ワンコは玄米の消化は苦手ですので、白米をオススメします。
「カリフラワー」は
腎と消化器系統を補います。胃の働きを良くして胃もたれなどを改善します。
身体に溜まった老廃物を排出する作用もあります。
「カボチャ」は
胃などの消化器系統の働きを助けてくれます。
身体を温め、疲労を回復してくれます。
便秘解消、糖尿病などの生活習慣病にも効果が期待できます。
「ほうれん草」は
五臓の働きを助けて、血の流れを良くしてくれます。
腸を潤し、便秘も解消してくれます。
「大根」は
ワンコ薬膳のレギュラー選手です。
胃の調子を整えてくれます。
体内の余分な熱をとり、肺を潤してくれます。
「山芋」は
こちらもワンコ薬膳のレギュラー選手です。
消化器系統と腎の機能を高めるだけでなく、身体を潤してくれます。肺や胃腸の強化もしてくれます。
おすすめ「腎」ケア
「腎」は、温めたり背中に日光を当てる事でもケアできます。
*方法*
腹巻きやあずきの温パックをつかって、腰の辺りを温めてあげて下さいね。
↑あずきの温パックの様子(15分以内で充分です)
↑<腹巻き>小型犬の小桃は100円ショップのターバンが丁度いいです。
*カイロ使用時の注意点*
カイロを使う場合は、直接ワンコの身体に貼らないでください。
温度が高過ぎて、低温やけどの症例が報告されています。
カイロは、必ず飼い主さんが手に持ち、腰に当てる離すを繰り返しながらお使い下さい。
「体が温まってるよー」の目安は、耳の温度。
耳が温まったら充分です。
温め過ぎないように、終わりにしてくださいね。