少しづつ秋の気配が感じられるようになってきました。
秋は、ワンコとのお散歩が楽しい季節。
今年は、梅雨がとても長かった上に猛暑日が続き、豪雨や台風など湿度の高い時期も多く、身体に水を溜め込みやすい季候です。
身体に溜まった水は、下痢や嘔吐、痙攣、皮膚病や浮腫みなど、様々な不調の原因となります。
「お水とお熱はちゃんとださないとハーハーしちゃうんだよ」
秋は、東洋医学で言うと「肺」が影響を受けやすい季節です。
本来なら、そろそろ身体に乾燥による影響が出始める季節なのですが、今年はとにかく湿度が高い!
私のまわりにも、水が溜まったことによる体調不良を感じている人やワンコが多くいます。
気温が下がり空気が乾燥する前に、きちんと身体に溜まった水出ししておくと、寒くなってからの不調を和らげたり防いだり出来ます。
特に、今、不調があるワンコ・シニアのワンコは、しっかりケアしてあげてください。
夏の終わり秋に向けて大切なケアの仕方は3つ
◎マッサージでケア
1つ目は、マッサージです。
少しの時間で手軽にできるマッサージをご紹介します。
浮腫みやケガなど、ワンコの健康チェックもあわせてやってみてください。
【 身体を上から下へ撫でさすります 】
*頭から尻尾へ
*頭から四肢へ
水を流すようなイメージで。
【 肺のツボ押し 】
肩甲骨の間に肺のツボがあります。
優しくマッサージしたり、温めたりしてあげて下さい。
(15分以内で終わらせて下さい。2〜3分でも充分な効果があります。)
黄色い○が肺、緑が心臓のツボです。
◎秋の果物でケア
「梨」
肺に潤いを与えて熱を下げてくれます。
咳や痰にも効果的です。
「柿」
肺を潤し、空咳の改善に効果を発揮してくれます。
※種は、絶対に与えないでください。
皮を取り除き、薄くスライスして少量で充分です。
パパとママの二日酔いにも良いですよ。
そして、3つ目は『薬膳ごはんでケア』です。
次に、おススメ薬膳ごはんレシピとあわせてご紹介します。