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膵炎闘病と病院選び -2 「セカンドオピニオンとその後の暮らしで気をつけていること」

セカンドオピニオンへ

膵炎数値もあまり良くなりません。
先生も試行錯誤という感じだったのでこちらも不安が大きくなり、個人病院が休みの日に吐いたため、少し大きな病院に行ってみることにしました。

その病院では、内臓(消化器)疾患に慣れた先生に診ていただくことができ、体力を落とさないように食べさせながら治療をするという方法をとって下さり、吐き気止めと病理食の処方でどんどん回復していきました。
その後、少量頻回の病理食を与えながら、順調に回復をし、約2か月の闘病が終わりました。

ただ、弱った膵臓とその周辺の内臓の回復には時間がかかるようで、食べ過ぎたり、遊ばせすぎて疲れたりすると、また炎症が起きるという状態で、完治するには2年ほどかかりました。
慢性膵炎の可能性があるといわれましたが、その後は食事などに気を付けることで、重症化せずに過ごせています。
数年の間は、4か月・半年など期間を延ばしながら血液検査を受けていましたが、5歳ごろからは年一回の健康診断の時のみとなりました。

日々の生活で気をつけていること

膵臓は、肝臓や胆のうも繋がっていて、うちの子は肝臓がやや小さいため、膵臓、胆のうにも負担がかかるらしいので、肝臓に負担がかかる消化がしにくい食べ物や飲み薬も気を付けています。

今は、ノミダニ駆除とフィラリア駆除ができる飲み薬がありますが、うちの子はそれも肝臓の負担になるのでおススメできないといわれているため、ノミダニ駆除は外用薬を使っています。

フード選びと病院選び

この膵炎をきっかけに、フードと病院について考えさせられました。
まず、フードはワンコの好み主体ではなく、ワンコの体を考えて与えることができていなかったと反省しました。
実際、病理食以外食べられないとなった時は、以前のようなチーズのふりかけもできず、ワンコに「これしかない」と思わせるのには人間の忍耐も必要で、時間はかかりましたが、食べてくれるようになりました。

今でも人間が美味しいものをついついあげたくなりますが、美味しい味を覚えさせることが、後々ワンコの健康を害することになるかもしれない、そうなった時にはもうあげられないよ。と我慢をさせることはかえって罪だと考えるようになりました。

また、病院については、年中無休で先生が何人か居る大きな病院にお世話になることにしました。
人間と同じで、個人病院はだめ、大きい病院だから良いというものでもなく、病気や怪我をした時に、先生の得意な分野かどうかを見極めることも大事かと思います。
大きな病院でも先生の指名ができるところにしています。
(電子カルテで注意点が共有され、皮膚、歯、内臓など専門の先生を指名できます)

そして、診察や治療に納得がいかなかったら病院を変える勇気も必要です。
友達ワンコは、大きな病院へ初診で行き、ヘルニアに慣れていない先生にあたってしまい、大変な事になってしまったことがあります。
その後、ヘルニアに長けている個人病院に変えて一命をとりとめた、、、ということもありました。
幸い、我が家の住んでいる地域は、動物病院が沢山あります。
大きな病院は、車でしか行けませんが、最近徒歩圏内にも評判の良い個人病院ができたので、シニア犬となった今はちょっとした病気や怪我はそちらで診てもらうようにしています。

信頼できるお医者さん、我が子に合ったお医者さん選びも健康管理には大切だと思います。
日ごろ、ご近所のワン友さんとも病院の情報交換はしておくのもお勧めです。

 

膵炎闘病と病院選び -1「膵炎になったうちのワンコの場合」

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(Pama)

ハワイとワンコをこよなく愛しています。
また羊毛フェルトで愛犬を作りたいという思いから、羊毛フェルトアートに没頭。
愛犬は、ツンデレのトイプードル(男の子)。
運命の出会いから早くも10年。

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