初夏に入り、気温がぐんぐん高くなってきました。
5月なのに30℃を超える日もあり、今年も厳しい暑さが予想されています。
夏になると毎年話題になるのが「熱中症」です。
犬は人より地面に近い場所で生活しているため、アスファルトの熱を強く受けやすく、私たちが思っている以上に暑さの影響を受けています。
今回は、愛犬を熱中症から守るために知っておきたい症状や予防法についてお話します。

「今年も要注意だよー!!!」
犬の熱中症とは?
熱中症とは、
体内に溜まった熱が何らかの理由でうまく放熱されず、体温調節ができなくなった状態です。
重症化すると命に関わることもあり、毎年多くの犬や人が救急搬送されています。
犬は汗をかいて体温調節するのが苦手なため、特に暑さに弱い動物です。
「まだ大丈夫」と思っている間に急激に悪化することもあります。
実際に熱中症を経験して感じた怖さ
私自身、過去に熱中症になったことがあります。
冷房の効いた電車を降り、猛暑の中を5分ほど歩いただけで、突然めまいや頭痛そして吐き気に襲われ、立っていられなくなりました。
幸い、横になって休める場所があり軽症で済みましたが、翌日までふらつきや頭のぼんやり感が続きました。
「もしこれが人間より小さなワンコだったら…」
「体力のない子供やお年寄りだったら…」
そう考えると、熱中症の怖さを改めて感じます。

「ママは運が良かったんだよ。助けてくれる人が居たんだから!」
熱中症になりやすい犬・飼い主の特徴
以下のような状態は、熱中症リスクを高めると言われています。
- 疲れている
- 胃腸の疲れ、不調がある
- 血が薄いまたは滞っている
- 病中・病後
- 産後
- ヒート中、または前後(飼い主も整理中や前後)
- 冷え性
- 寝不足
- 自律神経の不調
- 体が冷えやすい
- むくみやすい
体調が万全でない日は、特に注意してあげましょう。
犬の熱中症の主な症状
愛犬に次のような様子が見られたら要注意です。
- 呼吸が荒い
- よだれが多い
- 舌や口の中が赤い
- 水を飲まない
- フラフラしている
- ぐったりしている
- 横になったまま起き上がらない
犬は言葉で不調を伝えられません。
飼い主さんが早めに異変へ気づいてあげることが大切です。
熱中症予防で大切なこと
冷やしすぎにも注意
暑い日はクールウェアや保冷剤が活躍しますが、冷やしすぎは逆に体調不良の原因になることがあります。
もちろん熱中症予防、熱中症になった時の為に保冷剤などで体温を上がらないようにするのはとても重要なのですが、体を冷やしすぎてしまうと、かえって自律神経を見出してしまい、体調不良の原因となってしまいます。
特に首周りには注意が必要です。背骨の周りには、神経がたくさん通っており、特に首周りは神経が多いため、長時間強く冷やさないよう注意しましょう。
人間も同様で、暑いからと首周りを冷やしすぎると、肩こりや首こりだけでなく、自律神経の不調による不眠などの体調不良になりやすくなります。
保冷剤を使う場合は首の骨の上は避けてあげてください。
ネッククーラーをお使いになる場合は重さに注意してください。
※緊急時(熱中症になった時)以外はお腹は冷やさないでください。下痢や胃痛などの原因となると言われています。

「ボクはお水で濡らすクールタイを使ってるよ」
※泰介は元繁殖犬で、股関節と腰が悪いため、背骨に負担をかけない軽量の物を使用しています。
散歩時間を工夫する
夏場のお散歩は、早朝や夜など涼しい時間帯がおすすめです。
日中のアスファルトは非常に高温になり、人より体高の低い犬は大きな影響を受けます。
水分と休息をしっかり取る
水分補給と十分な睡眠は、熱中症予防の基本です。
疲れを溜めないことが、暑さに負けない体作りにつながります。
次回は、暑い季節におすすめの犬用暑さ対策グッズや、日々のケア方法について詳しくご紹介します。






























