健康・病気

【コラム】シニア犬に「グレインフリー」は本当に良いの?

最近よく目にする「グレインフリー(穀物不使用)」。
シニア犬にとってどのようなメリット・デメリットがあるのか整理しておきましょう。

メリット:消化の負担を軽減できる

犬は本来肉食に近い雑食ですが、トウモロコシや小麦などの穀物に含まれる「グルテン」を消化するのが苦手な子もいます。
消化能力が落ちてきたシニア犬にとって、穀物の代わりに高品質な肉や魚をメインに、タピオカやサツマイモなどで炭水化物を補っているグレインフリーフードは、胃腸への負担を減らし、アレルギーリスクを抑えるという大きなメリットがあります。

デメリット:心臓への影響に注意が必要な場合も

一方で、近年の研究(米国 FDA の報告など)では、グレインフリーフードに含まれる「豆類(レンズ豆やヒヨコマメ)」の過剰な摂取と、犬の心疾患(拡張型心筋症)との関連性が調査されています。
※ただし、これは特定の栄養素(タウリンなど)の不足が原因とも言われており、一概に「グレインフリー=悪」ではありません。

結論:どう選べばいい?

アレルギーや涙やけがある子: グレインフリーを試す価値が高いです。
お腹が弱い子: 穀物(特にお米やオーツ麦など消化の良いもの)が含まれている「グルテンフリー」タイプが合う場合もあります。

大切なのは「グレインフリーかどうか」というラベルの言葉だけに惑わされず、「愛犬のうんちの状
態が良いか」「心臓の定期検診で異常がないか」を併せてチェックすることです。

吉川 奈美紀

吉川 奈美紀

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(きっかわ なみき)

ヨガ・ピラティス・空中ヨガ インストラクター
メディカルアロマアドバイザー

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