犬と一緒に楽しむことと言えば、お散歩はもちろんドッグランや水遊びなど、家の外で行うことが一般的だと思いますが、お家の中で飼い主さんと一緒にくつろぐこともまた、犬たちにとって楽しみの1つです。
愛犬と一緒に過ごせる私たちはもちろん、犬たちにとって、行き先がどこであれ(病院は別かもしれませんが・・)お留守番じゃないことが、きっと嬉しいですよね。
私が主宰している手芸教室では、犬連れさん歓迎のレッスンを自宅で行っています。
※コロナ感染予防対策をとって実施しております。
我が家には、イングリッシュセター2頭(大型犬)・ミニチュアプードル(中型犬)1頭、合計3頭の犬がいます。
レッスン中、犬たちはリビングルームでフリーにしており、教室に参加された方と一緒にレッスンの時間を過ごしています。
犬たちと一緒に過ごすレッスン風景
これまでレッスンに参加してくださったみなさんの様子や、レッスンの際に気を付けていることをご紹介します。
手芸教室の内容は、ハワイでおなじみの首にかけるレイを、リボンやその他資材で作る「ハワイアンリボンレイ」です。
手で編んだり、糸と針を使って製作することで、色鮮やかな平面のリボンが形を変え、レイや小物になる過程を楽しんでいただいています。
ハワイアンリボンレイの技法で「ちょっと特別なときにつけたい犬用の首輪」も作りました。
来客時は、我が家の犬たちも、レッスンに参加される方と一緒にきてくれた犬たちも、やはりソワソワします。
初めていらしてくださる時は、犬同士の相性に問題がないか、気を付けて様子を見るようにしています。
これまで一度もありませんが、もし相性が悪いなと感じたり、興奮が強いかなと感じた場合はベビーゲート(赤ちゃんが入れないように突っ張り形式で設置する後付けの扉)を設置してあるキッチン側へ、我が家の犬たちを入れて離せるようにしてあります。
また、好きなところで犬たちにゆっくりしてもらえるよう、犬用ベッドや敷物を多めに準備しています。
飼い主さんが席につき
「何か始まるようだな、、しばらくは相手してもらえないな」と感じると、犬たちはそれぞれの気に入った場所で落ち着いてくれます。
飼い主の足元に陣取る犬
ソファで昼寝を決めこむ犬
犬たちの過ごし方も様々です。
飼い主さんたちも、スヤスヤ寝ている犬たちの息遣いを感じながら、リボンレイ作りを楽しんでいらっしゃる様子。
途中で飼い主さんの様子を見に来る犬もいたりして、それがまた飼い主同士の会話の話題につながります。
2時間ほどのレッスンが終わるころ、眠っていても飼い主に意識を集中している犬たちは、相手をしてもらえる時間がきた事をわかっているんですね。
ちゃんと飼い主さんの横に近づいてきます。
レッスン後は、お茶の時間。犬たちも一緒にオヤツの時間です。
特別なことはなく、ただ同じ空間に一緒にいるだけ。
それだけで、飼い主さんは手芸を楽しみ、犬たちはその傍らでくつろぐことができる。
飼い主と犬とが安心して過ごせる家に暮らせることが、なにより幸せなことだなと感じています。