世界の動物事情

サンタクロースはトナカイだけじゃない?心あたたまる「サンタホース」のお話

乗馬インストラクターがお伝えする馬のお話。今回はサンタホースのお話です。

「サンタクロースといえばトナカイ」
 そんなイメージがすっかり定着しているけれど、
 実は世界には“サンタの仮装をした馬”=サンタホースが活躍するイベントがたくさんあるのをご存知ですか?

ちょっとユーモラスで、でもどこかあたたかくて、
 思わず笑顔になれる「サンタホース」の世界を、のぞいてみましょう。

■ 海外では「ホリデーパレード」の主役!

アメリカやカナダ、ドイツなどでは、クリスマスシーズンになると、
 “ホリデーパレード”に仮装した馬たちが登場するのが定番。

  • サンタクロースの衣装をまとったライダーと一緒に、赤いマントを着た馬が行進

  • 蹄に鈴をつけて「チリンチリン♪」と音を鳴らしながら街を歩く

  • 顔には“トナカイ風カチューシャ”や“もこもこ帽子”のデコレーションも!

この時期の馬たちは、まさに歩くイルミネーション。
 沿道の子どもたちが「サンタだー!」「馬かわいいー!」と声を上げて手を振る姿は、どこか絵本の世界のようです。

■ 日本でもじわじわ人気、「仮装イベント」

実は日本の乗馬クラブでも、“サンタ仮装イベント”が年末恒例になってきている場所もあります。

  • 赤い馬着に、白いボンボンをつけてサンタ風に!

  • 耳あてにトナカイカチューシャをつけた“サンタポニー”

  • インストラクターもサンタorトナカイに仮装して登場(笑)

中には、馬場にクリスマス音楽が流れる中での“仮装騎乗ショー”や、
 クラブ会員が“クリスマスツリーのコスチューム”で出てくる本気のイベントも!

写真映えはもちろん、馬たちの「なにこれ…」って表情すら愛しいひとときです。

 

■ 仮装=ただの遊びじゃない?

もちろん、馬にとって仮装は“楽しみ”とは限りません。
 嫌がる子には無理強いせず、短時間・軽装で済ませるのが基本。

でも、馬が人との関わりをポジティブに感じられるきっかけにもなるんです。

  • 馬場に笑い声があふれている

  • みんながやさしく話しかけてくれる

  • 終わった後にはおいしいにんじんタイム!

そんな“楽しい思い出”が積み重なることで、
 人と馬の距離がちょっとだけ縮まることもあるのです。

■ SNSでも人気!「#サンタホース」って検索してみて

Instagramや海外のSNSで「#SantaHorse」と検索すると、
 とんでもなくキュートな馬たちの写真がたくさん出てきます。

  • 頭に真っ赤な帽子をかぶったサンタホース

  • 逆に“人がトナカイ、馬がサンタ”になってる投稿(笑)

  • 雪景色の中、全身クリスマス仕様でたたずむ馬

なかには、馬の表情がすべてを物語ってる写真も…。
 「え、これやるの?ほんとに?」みたいな顔が、また最高なんです。

クリスマスの主役が、ほんの少しの間だけ“馬”になる。
 そんな日があっても、いいですよね。

赤いマントをまとった馬が静かに歩いてくるだけで、なんだか心がふっとあたたかくなるような気がします。そして、また1年が終わるなあと思ったり。

「メリークリスマス!」と笑顔で声をかけたら、 その馬が、ふわっと耳を動かしてくれた
 そんな何気ない時間こそが、本当のホリデーマジックなのかもしれません。

進 由紀

進 由紀

投稿者の記事一覧

(すすむ ゆき)
乗馬インストラクター
全国乗馬倶楽部振興協会認定指導者

2002年より乗馬クラブでインストラクターとして働く

「馬は自分を映す鏡」の様な存在です。
自分の行動に対しての答えを、いつも分かりやすく返してくれます。
だからこそ、いつでも正直に、真剣に、謙虚に、馬と向き合う事が出来ます。
それは時に苦しいけれど、そんな時にもポッと何か閃きをくれたりする。
馬はとても賢くて、優しくて、そしてどんな馬もみな、真面目で頑張り屋です。

出会った馬には、幸せを感じながら人間と仕事をしてもらえるように。
また馬の素晴らしさを一人でも多くの方に知って頂けるように。

馬と共に成長し、人々に貢献する事を目標に、日々奮闘しています。

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