はじめてのワンコ連れ旅行
第2回 初めてのワンコ旅行は夏の北海道
~北海道到着、そして初旅行から8年後の今
~北海道到着、そして初旅行から8年後の今
千歳空港で再会した時には、すごくホッとしました。
ホテルのお部屋はペット特有のニオイもなく、カーペットもとってもきれいでした(←かえって不安)。
いちばん隅の棟がペット連れの客室になっていて、4~5組ほどいたでしょうか。部屋からワンワンなく声がしたり、廊下に飛び出しちゃうワンコがいたり、お掃除グッズを持ったホテル従業員が走り過ぎたり……
正直、安心しました。
旅行に来るワンコはみんなおりこうなコばかりで、飼い主さんたちも犬飼いのベテランかと思っていたから。
でも皆さん、自分たちと変わらない方々ばかりで、すれ違えば挨拶を交わしたり、「うちは家に留守番させてきちゃったけれど、つれて来ればよかった」と、わざわざ声をかけてくださった方もいました。
今まで夫婦二人だったので、旅先でこんな風に交流があることも新鮮でした。
それに飼い主の心配をよそに、旅先でのりんちゃんのカワイイことといったら!
ドッグランで大爆走したかと思えば、初めてのゴンドラにかたまってしまったり、観光客の皆さんに愛嬌を振りまいたり……驚きと発見の連続です。完全に親バカですネ。
気付けばハウスでスヤスヤ、
こうして長い長い一日が終わりました。
ところで、気になる旅先でのトイレですが、な、なんと、失敗ナシでした!!
2日目にもなると、ご褒美を見せただけでトイレができるようになっていたので、寝るときとお留守番以外はずっと室内フリーにすることができました。これは思いもよらない収穫でした。
また、ウニ丼やスープカレーの時には愛犬はホテルでお留守番させることにしました。
キャリーバッグでは一緒に店内に入れないというのももちろんですが、夏の北海道は思いのほか暑く、終日連れ歩くのはとても無理だったのです。
じつはレンタカーで移動中、名前を呼んでも全然反応しなかったことがあり、かなーりアセりました。りんちゃん、大爆睡していただけだったのですが(ホッ)この一件はワンコビギナーの私たちにとって大きな教訓となりました。
この旅行をきっかけに、我が家は愛犬を連れてよく旅をするようになりました。
さすがにもう飛行機には乗せていませんが・・・(笑)
子供ができてからは川遊びや雪遊びを一緒に楽しんだり、キャンプをしたり。
飼い主と愛犬との思いは時として一致しないこともあります。
「雪遊びがしたい!」vs「寒いのは苦手だワン。」というように。
おいしい料理に舌鼓を打つのも温泉につかるのも、ワンコではなく、飼い主。
でも、「一緒に過ごしたい」という気持ちはお互いに一致しているよね。
そんな揺れる思いを心の片隅に抱きながら、愛犬が8歳となった今、無理のない行き先・スタイルで旅を楽しんでいます。
そうそう、余談ですが久しぶりに北海道旅行で利用したホテルをチェックしてみたら、今でもワンコ宿泊OKでした。ヨカッタ~。
また、ペットの飛行機運賃は千円値上がり、預けられる犬種に制限が設けられたり、給水器が持ち込みOKになっていたりと航空関係には変化もありました。
旅は家族の距離をぐんと近づけます。
ぜひ、愛犬を連れて旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
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