長野の旅の最終日、軽井沢で開催していたほりまさゆきさんの「風の犬たち」の写真展の最終日と重なったので、ご本人にもお会いできるチャンス!と行ってきました。
どうも我が家の犬の写真も展示されている・・みたい?とワクワクしながら、会場となっている信州しなの鉄道中軽井沢駅前のくつかけテラスに向かいました。
「風の犬たち」とは
「風の犬たち」とは、GORONでも記事を書いているほりさんご本人の定義によれば、
リードから解き放たれて自由に駆け回っている犬のこと。
犬が自由に走っている姿は、風のようであり、風よりも自由であるようにも感じる。
そして、その姿はとにかく、無条件に美しい。
ほりさんは、フィールドトライアル(以下※参照)の会場にも足しげく通い撮影活動をされています。
そこでとらえた自由に走る犬たちの姿を、犬の十戒になぞらえ「風の犬たち」と題して展示しているのです。
※フィールドトライアルとは
ハンドラーと出走犬(主に鳥猟犬 ポインター、セター、ブリタニー)でチームを組み、相手チームと共に決められたフィー ルド(自然の山林や河川敷等)で競技を行いその精度を競います。
イギリスで誕生し一世紀以上の歴史のあるドッグスポーツです。
フィールドトライアルには、最近では元保護犬も多く出走しています。
保護犬の里親仲間から話を聞き、我が家も今年からチャレンジしています。
ほりさんはそんな元保護犬たちが新しいハンドラー(家族)と共に生き生きと走る姿を多くカメラに収めてきました。
見たことのない表情
ほりさんのSNS上で見つけた我が家の犬に似た子。
でもいつも見ている表情と違っているので、実際の展示を見るまでうちの子がどうか100%自信が持てませんでした。
しかし、展示会場でパネルを見た瞬間「あ、うちの子だ!」と確信。同じタイミングでほりさんも「この子、この写真の子?だよね?」と。
前回のフィールドトライアルでの1枚でした。
我が家に迎えて3年半経ち、野山を走る姿も数多く撮ってきた私。
家にいるときやドッグランにいるときも楽しそうだけど、野山をノーリードで走る時の表情は格別だなと思っていました。
ノーリードで走る訓練をして本当に良かったと、フリーで走る姿をとらえた写真を見るたびに思い、満足していたのです。
それが、一目でうちの子と確信できないような表情で疾走する1枚。
きっと以前は実猟をしていたであろう彼女の、その時の本当の姿はこうだったんだなと思います。
楽しく走るというよりは本能のままに、ただ前を見る目が新鮮でした。
以前の飼い主には見放されてしまった彼女ですが、実猟ではないもののこうやってまた本能を使って走る時間を持ち、それを私たちが見守ることができるのはなんと幸せな時間かと思います。
ずっと一緒に、あきらめずに一緒にいなければ分からない姿と感情です。
風の犬たちの展示を全国へ
「風の犬たち」の展示に協力してくださる会場を探しています。
次回は、2022年11月5日(土)~13(日)まで伊豆高原のわんわんパラダイスでの開催が決定。
どこか心あたりのある方はぜひ、ほりさんへご紹介ください。
ほりさん、普段はグラフィックデザイナーや出張撮影のお仕事もされていますので、気になる方はこちらもぜひ!
《 ほりまさゆき Facebook 》
https://www.facebook.com/profile.php?id=100041885166115
《 伊豆高原わんわんパラダイス ホテル&コテージ 》
https://www.wanpara.jp/izu-